北斗晶とは
北斗晶(ほくと あきら)は、
1967年7月13日生まれの日本の
タレントであり、元女子
プロレスラー、女優、
実業家、芸能プロモーターとしても活躍しています。
埼玉県吉川市出身の彼女は、佐々木久子という本名でも知られ、旧リングネームは宇野久子です。現在も、株式会社健介オフィスに所属し、同社の
代表取締役社長としても活動しています。結婚相手は元男子
プロレスラーの
佐々木健介であり、2人の息子の母でもあります。他の
タレントとひと味違ったキャラクターと経験が、彼女のファンを惹きつける要因となっています。
経歴
北斗は
1967年、小さな農家で3姉妹の次女として誕生しました。吉川市立東中学校を卒業後、ソフトボール特待生として神田女学園高等学校に進学しましたが、その後女子プロレスのオーディションに合格し、中退しました。1985年に
全日本女子プロレスでデビューし、早くからその才能を発揮。「デンジャラス・クイーン」の愛称を持ち、リング上でのパフォーマンスで多くのファンを魅了しました。デビューから多くの試合で連勝を重ね、人気選手としての地位を築いていきます。
1987年、WWWA世界タッグ王座を保持していた際、首の骨を骨折し、長期間欠場を強いられました。しかし、彼女はプロレスへの情熱を捨てず、復帰を果たしました。
1992年にはヒールに転身し、新たなキャラクターを確立。女子プロレス界が発展していく中で、
アントニオ猪木の主導する北朝鮮でのイベントで、後に夫となる健介と出会い婚約しました。
1995年に結婚した後は、ママレスラーとしても人気を博しました。
引退からの復帰
2002年に引退した後、一時は主婦としての生活に専念。しかし、健介のサポートをするために再びプロレス界に戻りました。引退後も彼女の鬼嫁キャラがバラエティ番組で話題となり、多くのメディアに出演し続けました。さらに、健介オフィスを事業化し、プロレス興行と
タレントマネジメントを行う企業を運営しています。2012年にはNHKドラマ『シングルマザーズ』に出演し、女優としても注目を集めました。
乳がんとの闘病
北斗は、2015年に乳がんの闘病を公表し、右乳房全摘出手術を受けることとなりました。闘病を経て、彼女は自身の経験を生かして、多くの人に勇気を与えています。術後も元気に活動を続け、テレビやネットメディアでもその姿を見せています。
パーソナリティと趣味
北斗は、プロレス以外でも多彩な才能を持つことで知られています。
料理の腕を生かし、自らレシピ本を出版するなど、家庭的な一面も持ち合わせています。また、裁縫が得意で、大学では
スペイン語を学び、流暢に話すことができるという意外な側面も見せています。彼女の独特のスタイルやユーモアは、今後も多くのファンを惹きつけ続けるでしょう。
まとめ
北斗晶は、女子プロレス界に多大な影響を与えただけでなく、
タレントや
実業家としても成功を収めてきました。彼女の情熱や人間力は、今後も多くの人々に感動を与えることでしょう。