北方延岡道路

北方延岡道路について

北方延岡道路（きたかたのべおかどうろ）は、宮崎県延岡市にある全長13.1kmの自動車専用道路で、国道218号のバイパスとして利用されています。この道路は、九州横断自動車道延岡線と平行して整備されており、2023年現在「E77 九州中央自動車道」として供用されています。

基本情報

• - 起点: 宮崎県延岡市北方町蔵田
• - 終点: 宮崎県延岡市天下町
• - 延長: 13.1km
• - 規格: 第1種第2級
• - 設計速度: 80km/h
• - 道路幅員: 23.5m
• - 車線数: 暫定2車線（最終的には4車線予定）

この道路は交通の円滑化を目的としており、全区間を無料で利用できるのが特長です。主に地元住民の生活やビジネスの利便性向上に寄与しています。

開通の歴史

北方延岡道路の計画は1994年に始まり、都市計画が決定されてから、様々な段階を経て段階的に開通を迎えています。以下はその主な沿革です:

• - 1994年: 都市計画が決定される。
• - 1996年: 事業化が進められる。
• - 1999年: 用地買収を開始。
• - 2001年: 工事に着手。
• - 2006年: 最初の区間、舞野仮出入口から延岡IC/JCT間が開通。
• - 2008年: 北方ICから舞野IC間が開通し、舞野仮出入口は舞野ICに昇格。
• - 2015年: 最後の区間である蔵田交差点から北方IC間が開通し、この段階で全線が供用開始されました。

このように、段階を踏んで整備が進められた北方延岡道路は、地元の交通網において重要な役割を果たしています。

道路に関連する施設

北方延岡道路には、地域の交通状況を支えるためのインターチェンジやトンネルが複数設置されています。以下、主なトンネルを挙げます:

• - 蔵田トンネル: 756m
• - 駄小屋トンネル: 122m
• - 久保山トンネル: 381m
• - 曽木トンネル
• - 岡元トンネル
• - 小川トンネル
• - 高野トンネル

これらのトンネルは、地形を活かした工事が行われ、連続性のある通行を実現しています。

まとめ

北方延岡道路は、地域の発展に寄与し、迅速な移動手段を提供している重要な自動車専用道路です。今後も更なる整備が期待され、地域住民や訪れる人々に利便性を提供することでしょう。

もう一度検索