北晨寮

北海道大学北晨寮：歴史と自治の学生寮

北海道大学北晨寮は、函館キャンパスにある水産学部・水産科学院の学生を対象とした学生寮です。長い歴史を持ち、学生による自治運営が行われている点が特徴です。

概要

北晨寮は、もともと北大水産学部の前身である函館高等水産学校の寄宿舎として1935年に設立されました。1950年に北海道大学水産学部の寮となり、1965年に現在の場所に移転・改築。2005年には改修が行われ、女子学生の入寮も開始されました。

自治寮として、寮生による自治会が組織され、寮の運営やイベントの企画などが行われています。かつては寮生が当番制で食事を作るなど、共同生活を通して学生間の交流を深めていました。北晨寮祭などのイベントも開催され、地域住民との交流も図られています。

沿革

1935年：函館高等水産学校の寄宿舎「北晨寮」として設立
1937年：北晨寮逍遙歌（水産逍遙歌）発表
1950年：北海道大学水産学部の寮へ転換
1965年：函館市港町から現在地へ移転
2005年：改修、女子学生の入寮開始
2009年：改修

構成

定員

男女別に定員が設けられています。

男子：70名（内、留学生7名）
女子：30名（内、留学生3名）

施設

居室は1階から3階が男子学生専用、4階が女子学生専用となっています。各居室の広さは14平方メートル（8畳）で、机、椅子、ベッドが備え付けられています。

各階には共用の炊事場、トイレ、浴室が設けられています。玄関、ロビーは男女共用となっており、寮生が集まって食事をしたり、会議などが行われることがあります。

所在地

北海道函館市中道1丁目9-1

関連情報

恵迪寮 - 北海道大学札幌キャンパスにある大学公式の学生寮
霜星寮 - 北海道大学札幌キャンパスにある大学公式の女子学生寮

外部リンク

北晨寮.net - 北晨寮自治会によるホームページ
北海道大学水産学部 北晨寮・ゲストハウスおしょろ

北晨寮は、学生たちの共同生活を通して、人間関係や自治の精神を育む場となっています。長い歴史の中で培われた伝統を受け継ぎながら、現代の学生たちのニーズに応える学生寮として、その役割を果たしています。

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