北村有起哉

北村 有起哉（きたむら ゆきや）

北村有起哉は、1974年4月29日生まれの日本の俳優で、東京都出身です。彼の家族は俳優一家であり、父には俳優の北村和夫、姉には女優の北村由里、妻には女優の高野志穂がいます。彼は現在、TOM companyに所属しています。

来歴

北村は、東京都立富士高等学校での文化祭の舞台を通じて演劇に興味を持つようになり、俳優を目指す決意を固めました。大学受験の失敗を契機に、俳優としての人生を本気で歩み始めることを決意し、日本映画学校に入学します。俳優養成所でのトレーニングやワークショップへの参加を重ねながら、アルバイト生活を送りました。

1998年の舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』で俳優デビューを果たし、その後は特定の劇団には所属せず、個々の舞台製作に参加していきます。近年はテレビドラマへの出演も増え、多様な役柄を演じるようになりました。

女優の高野志穂と交際し、2013年に結婚。2014年と2020年にそれぞれ第1子、第2子の男児を授かりました。また、2016年には映画『太陽の蓋』で主演を務め、2021年にはドラマ『ムショぼけ』で連続ドラマ初主演を果たしました。

人物・エピソード

北村有起哉は、太田道灌の末裔であり、水戸藩士の代田家の子孫です。彼は2017年に行われた「伊勢原観光道灌まつり」で、太田道灌の衣装を身にまといパレードに参加しました。

高野志穂とは、彼の主演舞台の共演者を通じて知り合い、その後に行った飲み会がきっかけで交際が始まります。プロポーズ時には「ちょっと待って」と言われましたが、説得して結婚に至りました。

趣味としてはボウリングにはまっており、夫婦での晩酌を楽しむことが多いです。これにより、互いの情報を共有する時間を大切にしています。睡眠時間については以前は5〜6時間で足りていましたが、最近は不足気味だと感じています。食の好みは固定的で、新しいものよりも馴染みのある食事を好む傾向があります。

主な出演作

映画

北村は様々な映画に出演し、特に以下の作品が注目されます：

• - 『カンゾー先生』（1998年）
• - 『太陽の蓋』（2016年）
• - 『新聞記者』（2019年）
• - 『すばらしき世界』（2021年）
• - 『鬼平犯科帳 血闘』（2024年）

テレビドラマ

最近のテレビドラマでの活躍も見逃せません。代表的な作品には、

• - 『義経』（2005年）
• - 『西郷どん』（2018年）
• - 『ムショぼけ』（2021年）

などがあります。また、連続テレビ小説『エール』（2020年）にも出演しました。

このように、北村有起哉は多様な役柄をこなしながら、その演技力を高め、ますます目が離せない存在となっています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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