北海道札幌国際情報高等学校

北海道札幌国際情報高等学校：国際性と先進性を融合した教育

北海道札幌市北区に位置する北海道札幌国際情報高等学校は、1995年の開校以来、国際化と情報化に対応した特色ある教育で高い評価を得ている公立高等学校です。全日制の普通科に加え、国際文化科、理数工学科、グローバルビジネス科の3つの学科を設け、生徒の多様な進路希望に応える教育システムを構築しています。

幅広い学科と質の高い教育

普通科は理系分野をベースに、選択科目を活用することで文系分野への対応も可能です。1年生では数学研究も実施され、幅広い学力育成を目指しています。

国際文化科は文系学科として、英語に加え、フランス語、ロシア語、中国語、ハングルなどから選択し、最短1年、最長2年間にわたる本格的な外国語学習が特徴です。高い英語力が身につくようカリキュラムが組まれ、英検2級以上の取得を目標としています。実際、多くの生徒が英検準1級、1級に合格しており、高い学習効果を実証しています。

理数工学科は、2015年に情報技術科から改称された理系学科です。電気情報系、機械系、建築系など、幅広い工業技術を学ぶことができます。実践的な技術習得に加え、英語教育にも力を入れており、マイコンカーラリー大会への参加など、実践的な活動を通して技術力を磨く機会も提供されています。

グローバルビジネス科は、2015年に情報システム科と流通サービス科が統合されて新設された文系学科です。情報処理、流通・マーケティング、デザイン、プレゼンテーション能力など、ビジネスに必要な幅広いスキルを習得できます。2年次からは「情報コース」「会計コース」「国際コース」に分かれ、専門性を深めることができます。日商簿記検定や基本情報技術者試験など、各種資格取得に向けたサポート体制も充実しています。

充実した設備とサポート体制

本校は、図書館、屋内プール付きグラウンド、武道場などを備え、生徒の学習・活動環境を整備しています。また、選択科目が豊富で、3年次には授業時間の約3分の1を選択教科に充てることができます。学科の垣根を越えた科目の履修も可能で、生徒の個々の学習ニーズに対応しています。

輝かしい実績と未来への展望

[スーパーイングリッシュランゲージハイスクール]としての指定経験や、数々の全国大会出場実績など、本校は高い教育水準を誇ります。卒業生は、大学進学はもちろんのこと、各界で活躍しており、その実績は本校の教育の質の高さを物語っています。

さらに、ハワイへの修学旅行や、独自の合唱コンクール「うたごえポン」など、特色ある学校行事を多数実施し、生徒間の交流を深める取り組みも行われています。元プロ野球選手の有倉雅史氏が野球部監督を務めるなど、地域社会との連携も積極的に行われています。

北海道札幌国際情報高等学校は、国際性と先進性を融合した教育によって、未来社会を担う人材育成に貢献し続けています。

沿革

1995年4月1日：開校
1995年4月11日：開校式・第1回入学式
1997年10月26日：校舎落成記念式典
[2002年]]4月5日：[[スーパーイングリッシュランゲージハイスクール]指定開始
2004年10月9日：創立10周年記念式典
2014年11月15日：創立20周年式典
2015年4月：情報技術科を理数工学科に改称、情報システム科と流通サービス科を統合しグローバルビジネス科を新設
2019年、2020年：全国高校野球選手権大会南北海道大会準優勝

部活動

本校には、体育系、文化系の部活動が盛んで、全国大会出場実績を持つ部活動も多数あります。生徒たちは、勉学と部活動の両立に励み、それぞれの分野で高いレベルを目指しています。

著名な出身者

遼かぐら（元宝塚歌劇団花組娘役）
草刈愛美（ベーシスト、サカナクションメンバー）
金山英勢（リュージュ選手、ソチオリンピック日本代表）
奈良竜樹（サッカー選手）
タロウヤマダ（アイドル）
藤澤達弥（北海道テレビ放送アナウンサー）
* 大道芸人Taka（プロパフォーマー）

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