北海道札幌東陵高等学校

北海道札幌東陵高等学校の概要

北海道札幌東陵高等学校は、札幌市東区の東苗穂に位置する公立の高等学校です。この学校は1979年に設立され、札幌市東区内では3番目に設立された公立高校となっています。

沿革

学校の歴史は1978年11月に始まり、北海道教育委員会が同年内に新設を決定しました。その後、札幌丘珠高校に開校準備室が設置され、1979年4月1日に本校が正式に開校しました。初年度の入学者は男子137名、女子133名の計270名で、開校式が4月10日に行われました。

以降、校舎の増築や部活動施設の充実が図られ、多くの生徒が在籍する校風が形成されていきました。

1981年には、全学年が揃い、450名の生徒が入学、その後もさまざまな教育課程が導入され、1999年には創立20周年を迎え、その後も継続的な改修工事や新規施設の整備が行われてきました。

学校のカリキュラムには進学型普通科単位制の導入や、学校裁量問題を含む入試があり、教育内容の充実も図られています。特に、道徳教育推進校に指定されるなど、その質の高さが評価されています。

部活動

北海道札幌東陵高等学校では、31の部活動があり、約75%の生徒がこれに参加しています。主な部活動には、硬式野球部、サッカー部、陸上競技部、テニス部、バスケットボール部などがあり、学生が多様な体験を通じて成長できる環境が整っています。

また、文化系の部活動にも力を入れており、演劇部や美術部、茶道部など、さまざまな興味や好みに応える活動が奨励されています。

学校行事

毎年行われる学校行事には、入学式や東陵祭という学校祭、見学旅行、卒業式などがあります。これらの行事は生徒たちの絆を深め、学校生活を豊かにする重要な機会となっています。

特に、東陵祭は生徒たちによる様々な活動が行われ、創立記念日には特別な式典も行われます。これらの行事を通じて、生徒たちは協力し合いながら様々な楽しい経験をしています。

アクセス

学校へのアクセスは、北海道中央バスが運行するスクールバスが利用されています。通年運行されるバス路線の他、冬季限定で運行される便もあります。通学手段としては、多くの生徒が自転車を利用していますが、冬季には公共交通機関の利用が増加します。

制服

制服は男子が黒の学生服、女子が紺のセーラー服を着用しており、夏季に略装として白いシャツも許可されています。近年では、男女ともにブレザーへと変更され、新しいデザインが採用されています。

著名な出身者

この学校を卒業した有名な人物には、サッカー選手の阿波加俊太や、アニメーターの大杉宜弘、アナウンサーの斉藤こずゑなどがいます。お笑い界でも活躍するトム・ブラウンなど、多岐にわたる分野で成功を収める卒業生が多数います。

北海道札幌東陵高等学校は、教育内容とともに生徒の多様な才能を育てる場として、地域社会にも貢献し続けています。

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