北海道道1071号音調津陣屋線

北海道道1071号音調津陣屋線は、北海道広尾郡広尾町内に位置する一般道道です。この路線は、国道336号（通称：黄金道路）が災害により通行不能になった際の迂回路としての重要な役割を担っています。

概要

この道路の特筆すべき点は、全線が開通しているわけではないことです。2018年時点の情報では、未供用区間が存在しており、起点の音調津から国道336号へ直接接続していません。そのため、この区間を利用する際は、広尾町の町道を経由する必要があります。

路線データ

起点：北海道広尾郡広尾町字音調津
終点：北海道広尾郡広尾町字茂寄（国道336号交点）
総延長：10.376 km
実延長：9.965 km
重用延長：0.011 km
未供用延長：0.400 km

道路の管理は、十勝総合振興局帯広建設管理部大樹出張所が行っています。

歴史

この路線が認定されたのは、1986年（昭和61年）3月31日のことです。長年にわたり、地域の交通を支える役割を果たしています。

路線状況

道路施設としては、以下のものが挙げられます。

トンネル：音調津トンネル（全長486 m、広尾町字音調津 - 広尾町字ヲナヲベツ間）
主な橋梁：
上美幌大橋（全長199 m、美幌川を渡る、広尾町字美幌）
音調津大橋（全長86 m、コイカクシエオシラベ川を渡る、広尾町字音調津）
常設型ゲート：広尾町字茂寄南に設置

地理

この路線が通過する自治体は、十勝総合振興局の管轄下にある広尾郡広尾町のみです。

交差する道路

広尾町字茂寄（終点）で国道336号と交差します。

その他

この道路に関する更なる情報は、以下の資料を参照ください。

北海道の道道一覧

北海道道1071号音調津陣屋線は、地域住民の生活を支えるとともに、災害時には重要な役割を果たす、地域に根ざした道路です。未供用区間の解消が望まれます。

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