北海道道264号七飯療養所線

北海道道264号七飯療養所線は、北海道亀田郡七飯町内に位置する一般道道です。この路線は、そのユニークな名称が示すように、特定の施設と地域を結ぶ役割を担っています。

概要

この路線の最大の特徴は、全国的に見ても珍しい「療養所線」という名称です。この名称は、かつて国立療養所北海道第一病院（現在のななえ新病院）へのアクセス道路であったことに由来します。起点は函館新道 七飯本町ICで、終点はJR函館本線 七飯駅となっており、鉄道駅を終点とする路線でありながら、「○○停車場線」のような名称ではない点も特徴的です。

路線データ

起点：北海道亀田郡七飯町字桜町（函館新道 七飯本町IC）
終点：北海道亀田郡七飯町本町1丁目（JR北海道 函館本線 七飯駅）
総延長：1.869 km
実延長：1.378 km
重用延長：0.491 km

歴史

この路線の歴史は古く、1957年（昭和32年）7月25日に190号として路線認定されました。その後、1994年（平成6年）10月1日に路線番号が264号に変更され、現在に至ります。さらに遡ると、この路線の前身は1942年（昭和17年）7月9日に認定された準地方費道146号七飯療養所線であり、長きにわたり地域医療を支える役割を担ってきました。

路線状況

この路線は、国道5号と重複する区間があります。また、桜町と本町を結ぶ桜橋（21 m）が主要な橋梁として存在します。

重複区間
国道5号：七飯町本町
主要な橋梁
桜橋（21 m、鳴川、七飯町桜町-七飯町本町）

地理

北海道道264号七飯療養所線は、渡島総合振興局管轄下の亀田郡七飯町内を通過します。沿線には、ななえ新病院や七飯町役場、七飯町ファミリースポーツセンター、本町見晴公園、七飯郵便局、道南うみ街信用金庫七飯支店、セブン-イレブン渡島七飯店、JR北海道函館本線七飯駅などの施設があります。

沿線施設

ななえ新病院
七飯町役場
七飯町ファミリースポーツセンター
本町見晴公園
七飯郵便局
道南うみ街信用金庫七飯支店
セブン-イレブン渡島七飯店
* JR北海道 函館本線 七飯駅

北海道道264号七飯療養所線は、地域住民の生活を支える重要な道路であるとともに、その名称が示すように、地域の歴史と医療の発展を物語る貴重な存在です。

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