道南うみ街信用金庫

道南うみ街信用金庫（うみしん）とは

道南うみ街信用金庫は、北海道檜山郡江差町に本店を構える信用金庫です。地域からは「うみしん」や「うみ街しんきん」という愛称で親しまれています。2017年1月23日に、江差信用金庫と函館信用金庫が対等合併して誕生しました。

合併の経緯

合併は、旧江差信用金庫を存続金庫とし、旧函館信用金庫を吸収合併する形で行われました。合併当初は、両金庫の旧ホームページが並行して存在し、道南うみ街信用金庫としてのホームページは、同年3月まで公開が延期されました。

概要

主な営業エリアは、檜山振興局管内のせたな町大成区以南です。渡島総合振興局の一部も営業エリアに含まれています。上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、福島町の5町では指定金融機関となっています（江差町は北洋銀行を指定）。

2017年1月6日に北海道財務局から合併認可を受け、同年1月23日に函館信用金庫との対等合併を実現しました。合併により、預金量は2643億円となり、道内23信用金庫中13位となりました。ビジネスマッチングに力を入れ、顧客同士の紹介や青森県の企業を含めた広域連携を目指しています。

旧江差信用金庫は、支店番号や店舗名に変更はなく、法人名のみが変更されました。一方、旧函館信用金庫は、函館信金本店のみ店舗名を変更し、全店舗で店番が変更されました。

沿革

1924年（大正13年）2月25日 - 有限責任 江差信用組合として設立
1931年（昭和8年）6月 - 保証責任 江差信用組合に改組
1945年（昭和20年）2月 - 市街地信用組合法の制定により江差信用組合に改組
1951年（昭和26年）12月 - 信用金庫法の制定により江差信用金庫に改組
2017年（平成29年）1月23日 - 函館信用金庫を吸収合併し、道南うみ街信用金庫に改称
2020年（令和2年）4月6日 - 本部を江差町の本店ビルから函館市上新川町へ移転
2020年（令和2年）7月 - 店舗外ATM（函館中央営業部上新川町出張所）を設置
2021年（令和3年）11月21日 - 北海道銀行とのATM相互無料提携を開始

スポーツ振興くじ（toto）の払い戻し

スポーツ振興くじ（toto）当選券の払い戻しは、本店（檜山郡江差町）に加え、旧函館信用金庫の以下の店舗でも取り扱っています。

函館中央営業部
ばんだい支店
湯川支店
北斗支店
* 七飯支店

まとめ

道南うみ街信用金庫は、地域に根ざした金融機関として、地域経済の発展に貢献しています。合併による規模拡大を活かし、ビジネスマッチングなどの新たな取り組みにも積極的に挑戦しています。北海道銀行とのATM相互無料提携など、利便性の向上にも努めており、地域住民にとって頼りになる存在です。

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