北海道道613号豊平峠下停車場線
北海道道613号豊平峠下停車場線は、
北海道留萌市内を結ぶ一般道道です。かつて炭鉱で栄えた地域の歴史を今に伝える路線ですが、一部区間は未改良の未舗装路となっており、通行には注意が必要です。
概要
この道道は、
留萌市豊平を起点とし、峠下駅跡(
留萌市峠下)を終点としています。起点の豊平地区から留萌本線の
踏切手前までは未改良の未舗装区間が残っており、砂利道が続くため、走行には十分な注意が必要です。特に雨天時や降雪時には路面状況が悪化しやすいため、慎重な運転が求められます。
路線データ
起点:
北海道留萌市大字留萌村字豊平
終点:
北海道留萌市大字留萌村字峠下(JR
北海道 留萌本線 峠下駅跡)
総延長:10.594 km
実延長:7.862 km
重用延長:2.732 km
未舗装延長:詳細不明
道路管理者:
留萌振興局 留萌建設管理部 事業課
歴史
1968年(
昭和43年)
3月30日 - 路線認定。
1970年(
昭和45年)10月 - 豊平炭鉱が閉山。
1971年(
昭和46年)
8月31日 -
留萌市立豊平小学校が閉校。
かつて起点付近には豊平炭鉱があり、多くの人々が暮らす炭鉱集落が形成されていました。留萌本線と交差する
踏切には「炭鉱道路」という名称が残されており、当時の面影を今に伝えています。また、起点から留萌本線の
踏切跡付近までの区間は、かつて鉱山鉄道が走っていた場所を道路に転用したもので、歴史的な背景を感じさせます。
路線状況
重複区間
北海道道549号峠下沼田線(
留萌市大字留萌村字峠下)
冬期交通規制(通行止め)
留萌市大字留萌村字豊平国有林125林班(起点) -
留萌市大字留萌村字峠下2036(ゲート、
北海道道549号峠下沼田線交点)
区間延長:7.9 km
この区間は冬期間、雪のため通行止めとなります。事前に道路情報を確認することが重要です。
道路施設
主な橋梁:豊平1号橋(18 m、
留萌川、
留萌市大字留萌村字豊平)
地理
起点から
留萌川に沿って進むルートとなっています。道道549号に合流する手前には、JR留萌本線の
踏切(炭坑道路
踏切)がありました。沿道はほとんどが無人地帯となっており、自然豊かな風景が広がります。
通過する自治体
留萌振興局
留萌市
交差する道路
留萌市:
北海道道549号峠下沼田線 - 大字留萌村字峠下
関連項目
北海道の道道一覧
北海道道613号豊平峠下停車場線は、かつての炭鉱の歴史を伝えるとともに、
北海道の自然を満喫できる道道です。しかし、未舗装区間や冬期通行止めなど、注意すべき点も存在します。通行の際は、事前に道路状況を確認し、安全運転を心がけてください。