北海道道667号徹別原野雄別停車場線

北海道道667号徹別原野雄別停車場線は、釧路市阿寒町に位置する一般道道です。この路線は、かつて雄別炭鉱で栄えた地域を結び、その歴史を今に伝える役割を担っています。

概要

起点は阿寒町徹別原野で国道240号と交わる地点。そこから阿寒町雄別にある旧雄別炭山駅跡を目指します。全長は7.7kmです。しかし、北海道道222号との合流地点から先の、かつての雄別炭山駅前商店街へ向かう道路は現在封鎖されており、通行することはできません。旧駅前商店街の通りには、舗装道路としての遺構がわずかに残されているのみとなっています。

路線データ

起点: 北海道釧路市阿寒町徹別原野（国道240号交点）
終点: 北海道釧路市阿寒町雄別（旧雄別鉄道 雄別炭山駅跡）
総距離: 7.7 km

歴史

1969年（昭和44年）6月18日に路線として認定されました。これは、雄別炭鉱が閉山に向かう時期と重なります。

地理

この路線が通過する自治体は以下の通りです。

釧路総合振興局
釧路市

主な接続道路

釧路市内では、以下の道路と接続しています。

国道240号 - 阿寒町徹別原野（起点）
北海道道222号雄別釧路線 - 阿寒町雄別

北海道道667号徹別原野雄別停車場線は、短いながらも地域の歴史と深く結びついた道道です。かつて炭鉱で賑わった頃の面影を残しつつ、現在も地域住民の生活を支える役割を果たしています。封鎖された区間は、炭鉱の歴史を静かに物語る遺構として、その存在を留めています。

関連項目

* 北海道の道道一覧

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