北海道道701号登別港線

北海道道701号登別港線は、北海道登別市と白老郡白老町を結ぶ、全長3.6kmの一般道道です。

概要

この路線は、国道36号から太平洋側へ一度逸れ、再び国道36号へと合流する、比較的短い一本道です。特筆すべき点として、登別市富浦町側の一部区間、特に蘭法華トンネルを含む区間は、かつての国道36号の旧道として利用されていた経緯があります。

路線の認定経緯も特徴的です。当初は登別市登別港町から白老郡白老町虎杖浜を結ぶ路線として認定されましたが、後に富浦町まで延長認定された際、起点の変更が行われなかったため、認定上は終点が虎杖浜と富浦町の2箇所に存在する、珍しい路線となっています。

蘭法華トンネルは、2019年1月25日から点検および補修工事のため終日通行止めとなっていましたが、約3年10か月の期間を経て、2022年11月29日に通行止めが解除され、再び通行可能となりました。

路線データ

起点：北海道登別市登別港町（登別港）
終点：
北海道白老郡白老町虎杖浜
北海道登別市富浦町4丁目（国道36号交点）
路線延長：3.6 km

歴史

1971年（昭和46年）3月31日：路線認定
1995年（平成7年）4月11日：路線延長認定

路線状況

別名：登別海岸通

道路施設

主なトンネル：蘭法華トンネル（117m）

地理

通過する自治体

胆振総合振興局
登別市
白老郡白老町

交差する道路

白老町
国道36号 - 虎杖浜（終点）
登別市
国道36号 - 富浦町4丁目（終点）

沿線にある施設など

登別市
JR北海道 室蘭本線 富浦駅 - 富浦町1丁目

この路線は、沿岸部の地域住民の生活道路として、また観光客にとっては風光明媚な海岸線をドライブするルートとして、重要な役割を担っています。短い路線ながらも、歴史的な背景や地理的な特徴を持ち合わせている点が魅力です。

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