北海道道765号元地香深線

北海道道765号元地香深線は、礼文島の西海岸に位置する元地から香深へと至る、総延長2.237kmの一般道道です。この路線は、礼文島の主要な観光地を結び、島の美しい自然景観を堪能できるルートとして知られています。

路線の詳細

起点：北海道礼文郡礼文町元地
終点：北海道礼文郡礼文町香深（北海道道40号礼文島線交点）
総延長：2.237 km
実延長：2.234 km
重用延長：0.003 km
道路管理者：宗谷総合振興局 稚内建設管理部 礼文出張所

歴史

1972年3月31日に路線として認定されました。2014年8月には集中豪雨により崖崩れが発生し、一時的に通行が困難になりました。その後、防災対策として新桃岩トンネルが建設され、2016年11月25日に供用が開始されました。これにより、落石や雪崩のリスクが軽減され、安全な通行が確保されています。

新桃岩トンネル

新桃岩トンネルは、全長1,489mのトンネルで、2015年12月に完成しました。このトンネルの開通により、旧道にあった桃岩トンネル（230m）は閉鎖されました。新トンネルは、悪天候時でも安定した交通を確保し、地域住民や観光客の利便性向上に大きく貢献しています。

地理

この路線は、礼文島の西海岸を南北に走っており、沿線には元地漁港などの施設があります。また、終点では北海道道40号礼文島線と接続しており、島の主要な地域へのアクセスが容易です。

通過する自治体

宗谷総合振興局
礼文郡礼文町

交差する道路

北海道道40号礼文島線 - 香深村トンナイ（終点）

沿線にある施設など

元地漁港

まとめ

北海道道765号元地香深線は、礼文島の自然と人々の生活を結ぶ重要な役割を果たしています。新桃岩トンネルの開通により、安全性と利便性が向上し、観光客にとっても魅力的なルートとなっています。礼文島を訪れる際には、ぜひこの道を通って、美しい景色を堪能してください。

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