北消防署 (名古屋市)

北消防署の概要と歴史

北消防署（きたしょうぼうしょ）は、愛知県名古屋市北区に位置する名古屋市消防局の消防署です。地域住民や企業を火災や災害から守るため、長年にわたり地域の安全を担ってきました。ここでは、北消防署の設立から現在に至る沿革や、出張所の情報について詳しく説明します。

出張所の情報

北消防署は、以下の出張所を有しています:

• - 楠出張所: 北区楠2-965
• - 飯田出張所: 北区芦辺町3-4

これらの出張所は、消防サービスを地域単位で提供し、迅速な対応が求められる場面で重要な役割を果たしています。

沿革の詳細

北消防署の歴史は、1943年12月24日に始まります。初めは愛知県城北消防署として発足し、当初は東区と西区の一部を管轄していましたが、その後北区が設立されると共に、その管轄も北区のみになりました。

• - 1944年2月11日: 城北出張所が閉鎖され、光音寺町に移転。
• - 1944年4月1日: 神戸製鋼所内の臨時出張所の設置が決定され、戦時中の特別な消防需要に対応しました。
• - 1946年4月15日: 六郷出張所が他の署から移管され、北消防署の機能が強化されます。
• - 1948年3月7日: 名古屋市北消防署として名称を変更。

その後も消防署はさまざまな支所の移転や改築を経て、1959年には大規模な改築が行われました。1966年には、楠出張所が完工し、地域のニーズに応えるための施設が整備されました。

1974年には飯田出張所が移転しました。これに伴い署の拡充が進み、1980年にはさらに新しい庁舎が建設されました。

歴代署長

北消防署には、多くの優れた署長が歴任しています。1943年に初代署長として就任した小柳禄衛から始まり、その後も様々な署長が地域の安全管理に貢献してきました。特に、1959年から1961年までの酒井保宗、そして1980年から1981年にかけての山本富昭など、彼らの指導の下で消防署は発展を続けました。

まとめ

北消防署は、その豊かな歴史と地域に密着したサービスを通じて、名古屋市北区の安全を守る重要な役割を果たしています。今後も地域住民の期待に応えつつ、さらなる発展を目指していくでしょう。地域の安全を支えるこの消防署の存在は、多くの人々にとって心強いものです。

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