北翔大学

北翔大学（ほくしょうだいがく）

概要

北翔大学は、北海道江別市文京台に本部を置く私立大学です。1939年に創設され、1997年に大学としての体制が整いました。大学の理念には、「北の大地に根を下ろし、飛翔する精神力と行動力をもって社会に貢献できる人材の育成」と「国際社会の一員として世界に羽ばたく人材の輩出」が掲げられています。特に海外との交流を重視しており、2005年にはハワイ大学との姉妹大学提携も結びました。

沿革

北翔大学の起源は、1939年に設立された北海ドレスメーカー女学園です。その後、1951年に準学校法人としての認可を受け、1962年に学校法人へと改組。さまざまな学科や専攻が設置され、その都度名称が変遷していきました。1997年には北海道女子大学として開校し、その後北海道浅井学園大学に改名され、その後2006年に現在の北翔大学に変更されました。

教育・学部

北翔大学では、生涯スポーツ学部、教育文化学部の2つの大きな学部に加え、短期大学部もあるのが特徴です。

• - 生涯スポーツ学部

スポーツ教育学科 では、スポーツ教育コースや健康福祉コースに分かれて学ぶことができ、フィジカル面の向上と精神的な成長を目指します。

• - 教育文化学部

教育学科 では、初等教育、幼児教育、音楽など、多様な領域にわたる知識が提供されます。また、心理カウンセリング学科は、心理学と精神保健福祉に特化した教育を行っています。

大学院と短期大学部

大学院には人間福祉学研究科、生涯学習学研究科、生涯スポーツ学研究科の三つがあり、各専攻でのさらなる専門的な学びが提供されています。短期大学部では、ライフデザイン学科やこども学科が設置され、実践的な学びを重視しています。

学生生活と支援

学生の生活は充実しており、女子陸上競技部や女子バレーボール部は多くの大会での入賞歴があり、体育系クラブ活動が盛んです。また、学生支援のために設けられた教育支援総合センターや学生相談室、図書館などの施設も充実しています。

国内外の交流

北翔大学は、地元の北海道月形町や全国様々な大学と連携協定を締結しているほか、海外の教育機関とも協力関係を築いています。アメリカや中国、カナダなど、数多くの国からの学生が訪れ、多様な文化が交差する環境を形成しています。

施設

江別キャンパスは全学部が利用し、数多くの体育施設と研究教育施設が整備されています。また、札幌円山キャンパスには北方圏学術情報センターがあり、市民講座も開かれています。

同窓会と出身者

北翔大学の関係者には著名な出身者が多く、さまざまな分野で活躍しています。1965年に設立された同窓会組織「淑萃会」は、学校の歴史と伝統を受け継ぐ重要な役割を果たしています。

北翔大学は、地域社会や国際社会での活動を通じて多くの人材を育成することを目指している大学です。

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