北鈴蘭台駅

北鈴蘭台駅：神戸電鉄有馬線の高台に位置する駅

北鈴蘭台駅は、兵庫県神戸市北区甲栄台にある神戸電鉄有馬線に位置する駅です。駅番号はKB07で、標高346mという特徴があります。神戸電鉄が開発した神鉄北鈴蘭台ニュータウンの玄関口として、1970年にニュータウンの入居開始と同時に開業しました。

開業から現在まで：ニュータウンと共に歩む歴史

1970年の開業以来、北鈴蘭台駅はニュータウンの発展と共に歩んできました。当初は地上駅でしたが、1980年には駅舎が改築され、現在の橋上駅へと生まれ変わりました。1981年には2階建ての駅ビルが竣工し、1994年にはエレベーター設置などバリアフリー化も進められました。2022年には駅前の再開発事業が完了し、駅前広場と新しいマンションが完成、利便性が向上しています。阪神・淡路大震災後には、ホーム有効長が4両編成までしか対応していなかったため、5両編成の列車は通過しました。

駅構造：地下コンコースと掘割ホーム

北鈴蘭台駅は、相対式ホーム2面2線の構造を持つ橋上駅です。駅舎とホームは掘割部分にあり、改札とコンコースは地下1階、ホームは地下2階に位置しています。改札外にはセブンイレブンなどの売店も入っています。かつては地上に小さな駅舎があり、ホームへは階段と跨線橋を通る構造でしたが、1980年の改築によって現在の地下構造となりました。この構造は、周辺の高低差を考慮した設計と言えるでしょう。

ダイヤと利用状況：便利なアクセスと生活圏

有馬線は、上下線とも毎時4本の列車が発車しています。北鈴蘭台駅の1日平均乗車人員は近年増加傾向にあります。（具体的な数値は公開情報に依存します）。これは、駅周辺のニュータウンにおける人口増加や、生活利便性の向上によるものと考えられます。

駅周辺：高台に広がるニュータウン

北鈴蘭台駅周辺は、神鉄北鈴蘭台ニュータウンの高台に位置しています。標高は有馬温泉駅、大池駅に次いで有馬線内で3番目に高く、特に駅周辺の標高は有馬温泉駅に匹敵します。駅は有馬道（国道428号）の小部峠の西側にあり、周辺には標高400mを超える場所もあるほど、起伏に富んだ地形です。この高台からの眺望は、周辺住民にとって大きな魅力の一つでしょう。

アクセス：バス路線と周辺環境

北鈴蘭台駅からは複数のバス路線が運行しており、ニュータウン内や周辺地域へのアクセスをサポートしています。（具体的な路線については、バス会社等の情報をご確認ください）。駅周辺には、住宅地に加え、商業施設や公園なども整備され、生活に必要なインフラが整っています。

隣の駅

北鈴蘭台駅に隣接する駅は以下の通りです。

鈴蘭台駅 (KB06)
山の街駅 (KB08)

北鈴蘭台駅は、神鉄北鈴蘭台ニュータウンの中核として、地域住民の生活を支える重要な交通拠点となっています。今後も、周辺地域の開発や駅の改良によって、さらに発展していくことが期待されます。

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