千家尊祐

千家尊祐（せんげ たかまさ）氏は、昭和18年5月24日生まれの神職であり、現在、出雲大社の宮司を務めています。第84代出雲国造でもあります。

島根県出雲市出身で、國學院大學文学部神道学科を卒業されています。出雲大社宮司であった千家尊祀氏の長男として誕生し、幼名は興麿（おきまろ）と名付けられました。

大学卒業後、太宰府天満宮にて権禰宜（ごんねぎ）の職に就き、その後、昭和45年に出雲大社の禰宜（ねぎ）となりました。着実に神職としてのキャリアを重ねていきます。

昭和57年12月15日には、出雲大社の権宮司（ごんぐうじ）に就任。翌昭和58年12月には、尊祐と改名されました。同年大晦日には、出雲大社教の総監に就任し、信仰の中心人物としての役割も担うようになります。

平成11年3月には、大社国学館の館長に就任し、後進の育成や神道研究にも尽力されました。

そして、平成14年4月18日、出雲大社の宮司（第84代出雲国造）に就任。出雲大社の祭祀を司る最高の職に就き、現在に至ります。また、平成17年4月から平成23年3月までの間は、島根県神社庁の庁長も務め、地域における神社界の発展にも貢献されました。

千家尊祐氏は、出雲大社の宮司として、伝統を守りつつ、広く人々に神道の心を伝える活動を続けています。

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