千歳市立富丘中学校

千歳市立富丘中学校は、北海道千歳市あずさに所在する公立中学校です。

校舎・施設
校舎は南側の3階建1線校舎、北側の3階建2線校舎、東側の2階建プレハブ校舎で構成されています。1線校舎と2線校舎は生徒玄関のある1階で、1線校舎とプレハブ校舎は1階の東側廊下でそれぞれ接続しています。かつては複数階での行き来も可能でしたが、2014年以降は一部の接続が閉じられました。学年別の教室配置では、1年生がプレハブ校舎、2・3年生が1線校舎を主に使用します。2線校舎には、第二図書室、理科室、音楽室、美術室、パソコン室、調理室、被服室など、主に特別教室が配置されています。

沿革
本校は1975年に千歳市立青葉中学校から分離する形で開校しました。開校時の生徒数は585名、14学級でした。その後の宅地造成により生徒が急増し、1976年には特別教室を普通教室に転用する対応が取られ、1979年には特別教室棟が増築されました。1985年には生徒数が788名に増加。2007年には北海道内で最も生徒数が多い2学期制の中学校となりました。2011年には生徒数が937名まで増加しましたが、翌2012年には千歳市立勇舞中学校が分離開校しました。また、2005年には千歳市立長都中学校と統合しています。施設の面では、校舎耐震工事（2012年）、体育館改修工事（2020年）が完了しています。教育体制においては、特別支援学級が2013年に、知的障がい学級が2014年に開設されました。

教育目標
本校では、生徒が「賢く」（創造力豊か）、「豊かに」（豊かな心と感動する心）、「強く」（自ら考え正しく行動）、「逞しく」（心身ともに健全で成長）育つことを目指した教育目標を掲げています。

年間行事
主な年間行事として、4月の始業式・入学式・3年生修学旅行、5月の体育祭、6月・9月・11月・12月・2月に行われる定期テスト、7月の2年生宿泊学習、10月の文化祭・2年生職場体験学習、11月の1年生福祉体験学習、2月の1・2年生スキー学習などがあります。これに加え、学力テストや三者懇談、長期休業も設定されています。

生徒会活動
生徒会組織には生徒会書記局があり、生徒会長、副会長、書記長、書記次長、会計、監査が選出されます。また、生活、学習、保体、整美、図書、放送といった各種委員会が設置され、生徒による自主的な学校運営や活動を推進しています。

部活動
体育系、文化系を中心に多くの部活動が活動しています。

体育部: 野球部、サッカー部、陸上競技部（全国大会出場・入賞経験）、バスケットボール部、男子卓球部（全国大会団体出場経験）、女子ソフトテニス部、女子バレーボール部。
文化部: 吹奏楽部（東日本学校吹奏楽大会金賞受賞経験）、美術部、家庭部、パソコン部。
* 個人での活動: スケート（全国大会出場経験）。

かつては剣道部（全国大会出場）、女子卓球部（全国中学選抜大会団体出場）、男子テニス部（全国大会出場）、リコーダー部（全日本リコーダーコンテスト金賞多数、文部大臣奨励賞等受賞）なども活動していました。

出身小学校と交通アクセス
主な出身小学校は千歳市立末広小学校、千歳市立千歳第二小学校、千歳市立高台小学校です。
交通アクセスは、JR千歳線千歳駅東口から徒歩約27分。バスの場合、北海道中央バス「総合武道館前」停留所から徒歩約6分、または千歳相互観光バス「セブン-イレブン富丘店前」停留所から徒歩約5分です。

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