概要
北海道千歳市豊里に所在する
公立中学校です。
歴史
千歳市立青葉
中学校は、生徒数の増加に対応するため、
1957年8月に千歳
中学校から独立する形で誕生しました。開校当初は
千歳市青葉丘に校舎が構えられ、304名の生徒が6学級で学びを開始しました。同年には
学校の設立が認可され、新校舎も完成、校章も制定されています。
開校後も生徒数は増加傾向にあり、1959年には仮校舎が完成し、第二期校舎の増築工事が行われました。翌
1960年には第三期校舎と体育館の拡張工事が完成。さらに
1962年には第四期校舎の増築が完了するなど、施設の拡充が精力的に進められました。
学校規模の拡大に伴い、一部学区の分離も行われました。
1972年1月には真町
中学校が本校から分離独立しています。また、当初の青葉丘の校舎は、
航空機の飛行コース直下にあったため、騒音問題など教育環境への影響を考慮し、移転が決定されました。
1973年1月に現在地への移転作業が開始され、新たな体育館も
1974年に完成しました。その後、
1975年3月には富丘
中学校が本校から分離しています。
1978年には技術科教室が2教室増設され、
1981年にも校舎の増築が行われました。さらに、
1990年にはプレハブ校舎が、
1993年にはコンピュータ室が整備されるなど、時代の変化に合わせた教育環境の整備が進められてきました。
教育目標
本校では、以下の四つの目標を掲げ、生徒たちの育成を目指しています。
優れた知性を磨き、深く思考する力を養う。
豊かな情操を育み、他者を思いやる心や感動する心を大切にする。
強靭な意志と健康な体力を培い、困難に立ち向かう粘り強さを身につける。
主体的に判断し行動する力、すなわち「生きる力」を育む。
年間を通して、様々な行事が実施され、生徒たちの成長を促しています。
4月: 新年度の始まりを告げる始業式と入学式が行われます。1年生は知能検査、3年生は修学旅行が実施されます。
6月: 3年生は進路選択に向けた学力テストを受けます。全学年で体育祭が開催され、クラスや学年の団結力を深めます。
7月: 2年生は宿泊学習、1年生は体験学習を実施し、集団生活や自然体験などを通して学びます。下旬からは夏季休業となります。
9月: 前期末の定期テストが行われます。3年生は学力テストAも実施されます。
10月: 生徒たちの文化的な活動の成果を発表する文化祭が開催されます。3年生は学力テストBも実施され、秋季休業を経て後期が始まります。1年生は防災学習も行われます。
11月: 学力テストが実施されます。三者懇談を通して、生徒、保護者、
学校が連携を図ります。
12月: 3年生は後期末の定期テストが行われます。下旬からは冬季休業となります。
2月: 1・2年生の後期末定期テストが実施されます。
3月: 卒業式で3年生を送り出し、修了式で一年間の学習を終えます。その後、学年末休業となります。
部活動
心身を鍛え、友情を育む場として、様々な部活動が活動しています。
体育部
男子バスケットボール部
女子バスケットボール部
男子卓球部
女子卓球部
女子バレーボール部
サッカー部
野球部
文化部
合唱部
美術部
通学区域
以下の地域が主な通学区域となります。
柏台南1丁目、2丁目
流通1丁目、2丁目、3丁目
根志越の一部(
千歳川右岸、祝梅川左岸の区域)
祝梅の一部(祝梅根志越線より南側の区域)
主な出身小学校
本校に進学する児童が多い小
学校は以下の通りです。
千歳市立日の出小
学校
千歳市立祝梅小
学校
交通アクセス
鉄道: JR千歳線千歳駅から徒歩約25分です。
バス: 富士交通または
十勝バスの「青葉
中学校前」停留所で下車し、徒歩約1分です。