千葉バイパス

千葉バイパスの詳細解説

千葉バイパスは、千葉県千葉市稲毛区天台町を起点とし、同市中央区村田町に至る、全長13.5kmの国道16号のバイパスです。このバイパスは、全区間が京葉道路に沿って建設されており、千葉市内の交通を円滑にする重要な役割を担っています。

概要

千葉バイパスは、国道16号の交通量増加に対応するため、また、千葉市内の交通渋滞を緩和する目的で建設されました。1970年代から段階的に供用が開始され、2001年に全線開通しました。

沿革

千葉バイパスの建設は、以下の段階を経て進められました。

1973年10月14日: 稲毛区天台町（穴川IC）から若葉区殿台町（みつわ台大通り交点）までの1.3kmの下り線が開通。
1979年3月8日: 中央区都町（国道51号交点、貝塚交差点）から中央区星久喜町（千葉東IC）までの1.8kmが開通。
1979年11月21日: 京葉道路・旧千葉南ICから中央区浜野町（県道千葉茂原線交点、古市場交差点）までの0.4kmが開通。
1980年3月15日: 稲毛区天台町（穴川IC）から若葉区殿台町（みつわ台大通り交点）までの1.3kmの上り線が開通。
1980年10月1日: 若葉区貝塚町（貝塚IC）から中央区都町（国道51号交点、貝塚交差点）までの0.8kmが開通。
1983年4月5日: 若葉区高品町から若葉区貝塚町（貝塚IC）までの0.3kmが開通。
1984年4月5日: 中央区星久喜町（千葉東IC）から中央区松ヶ丘町（松ヶ丘IC）までの1.3kmが開通。
1984年8月10日: 中央区浜野町（県道千葉茂原線交点、古市場交差点）から中央区村田町（国道16号交点、村田町交差点）までの1.3kmが開通。
1987年3月31日: 中央区蘇我4丁目から京葉道路・旧千葉南ICまでの1.2kmが開通。
1987年4月9日: 若葉区殿台町（みつわ台大通り交点）から若葉区高品町までの1.6kmが開通。
1994年6月20日: 京葉道路の一部区間0.7kmが国道16号千葉バイパスに編入。
2001年7月17日: 中央区松ヶ丘町（松ヶ丘IC）から中央区蘇我4丁目（蘇我IC）までの2.8kmが開通し、全線開通。

路線データ

起点: 千葉県千葉市稲毛区天台町（穴川IC）
終点: 千葉県千葉市村田町（村田町交差点）
全長: 13.5km
開通: 2001年7月17日

地理

千葉バイパスは、以下の自治体を通過します。

千葉県
千葉市（稲毛区、若葉区、中央区）

交差する主な道路

千葉バイパスは、以下の主要道路と交差しています。

京葉道路: 穴川IC（千葉市稲毛区天台町）、穴川中IC（同市稲毛区萩台町）、穴川東IC（同市若葉区殿台町）、貝塚IC（同市若葉区貝塚町）、松ヶ丘IC（同市中央区松ヶ丘町）、蘇我IC（同市中央区蘇我町）
国道126号: 穴川インター交差点（千葉市稲毛区天台町）と加曽利町（同市若葉区）
国道51号: 千葉市若葉区
千葉東金道路: 千葉東IC（千葉市稲毛区天台町）
千葉県道20号千葉大網線: 大網街道交差点（千葉市中央区松ヶ丘町）
千葉県道66号浜野四街道長沼線: 生実交差点（千葉市中央区浜野町）
千葉県道14号千葉茂原線: 古市場交差点（千葉市中央区浜野町）
千葉県道24号千葉鴨川線: 浜野駅西側交差点（千葉市中央区村田町）
国道16号、国道357号: 村田町交差点（千葉市中央区村田町）

関連項目

国道16号
* 日本のバイパス道路一覧

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