千葉東金道路

千葉東金道路について

千葉東金道路は、千葉県千葉市中央区の千葉東ジャンクション(JCT)で京葉道路から分岐し、東金市へと至る、東日本高速道路が管理する有料道路です。地域高規格道路であり、国道126号の自動車専用道路としての役割も担っています。高速道路ナンバリングでは「E82」が割り振られています。ラジオの交通情報などでは、「東金有料」や「東金道」と呼ばれることもあります。

概要

この道路は、全国路線網に位置付けられており、[1994年]]には地域高規格道路の計画路線に指定されました。1998年に開通した東金インターチェンジ]から松尾横芝IC間は、[[首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の一部として計画・建設され、東金ICでランプを介して接続する形になっています。当初、圏央道の東金ICから木更津JCT間は千葉東金道路の三期として計画されていましたが、後に東京湾アクアライン連絡道と合わせて「東京湾横断・木更津東金道路」と事業名が変更されました。

日本道路公団管理時代には、京葉道路と一体で償還する「千葉プール」という制度が採用されていました。その後、東京湾アクアラインなども加わり4路線での関連道路プール制となりましたが、道路公団民営化に伴い、全国路線網に組み込まれました。2013年には圏央道東金JCT - 木更津東IC間が開通し、二期区間は圏央道に編入され、IC番号も変更されました。

路線データ

一期区間
起点: 千葉県千葉市中央区星久喜町
終点: 千葉県東金市山田
全長: 16.1km
車線数: 4車線
最高速度: 80km/h

インターチェンジ等は、現在「千葉東金道路」として営業している一期区間（千葉東JCT-東金IC/JCT）のみが対象となります。二期区間（東金IC/JCT-松尾横芝IC/JCT）、三期区間（東金IC/JCT-木更津JCT）は圏央道に編入されています。

沿革

1979年3月8日：一期区間（千葉東JCT - 東金IC）が開通。
1998年3月30日：二期区間（東金IC - 松尾横芝IC）が開通。
2013年4月27日：圏央道東金IC/JCT - 木更津東IC間の開通に伴い、二期区間が圏央道に編入。

路線状況

車線・最高速度：一期区間は4車線、最高速度80km/h
道路管理者：東日本高速道路関東支社
市原管理事務所管轄区間: 千葉東JCT/IC - 東金JCT/IC
ハイウェイラジオ：野呂（高田IC - 中野IC）があり、コールサインは「千葉東金道路○○」と放送されます。例えば、野呂の場合は「ハイウェイラジオ千葉東金道路野呂よりお伝えしました。」となります。

交通量

24時間交通量については、道路交通センサスを参照ください。なお、2020年に実施予定だった交通量調査は、新型コロナウイルスの影響で延期されました。

通過する自治体

千葉県内を通過し、以下の自治体を結んでいます。

千葉市中央区 - 千葉市若葉区 - 千葉市緑区 - 千葉市若葉区 - 千葉市緑区 - 千葉市若葉区 - 東金市

関連事項

地域高規格道路一覧
日本の高速道路一覧
関東地方の道路一覧
千葉プール路線

外部リンク

* 東日本高速道路株式会社

千葉東金道路は、千葉県内の交通を円滑にする上で重要な役割を担っています。

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