千葉ポートアリーナ

千葉ポートアリーナは、千葉県千葉市中央区の千葉ポートスクエア内に位置する多目的アリーナです。1991年3月25日に開館し、以来、様々なスポーツイベントや地域行事に利用されてきました。特に、プロバスケットボールチームであるB.LEAGUEのアルティーリ千葉がホームアリーナとして使用していることで、バスケットボールファンには馴染み深い施設です。

概要

1991年2月に千葉市スポーツ振興財団が発足し、施設管理を開始。スポーツ大会を中心に、プロレス、バレーボール、バスケットボールなど、多岐にわたる競技に対応できる設計となっています。230インチの大型映像装置が完備されており、迫力ある映像体験を提供します。最大収容人数は7,512席で、大規模なイベントにも対応可能です。

スポーツイベントの他、千葉市の成人式、千葉大学の入学式・卒業式といった式典にも利用され、地域にとって重要な役割を担っています。また、2017年にはTBSのテレビ番組『クリスマスの約束』の収録会場としても使用されました。これらの利用実績からも、施設の多機能性が伺えます。

沿革

施設の建設は、1988年10月13日に新業務市街地・総合体育館複合施設の開発提案審査委員会が発足したことから始まりました。同年8月23日には、4階建ての総合体育館と29階建てのツインビルを建設する計画が策定されました。1989年5月30日に「千葉市総合体育館・複合施設（仮称）」の起工式が行われ、同年9月29日に着工。1990年7月24日には、「千葉市総合体育館（仮称）」の名称が「千葉ポートアリーナ」に正式決定しました。1991年2月には、施設を管理する千葉市スポーツ振興財団が発足し、同年3月25日に開館に至りました。

施設

メインアリーナは、面積2,730m²（63.5m×40m）を有し、合計7,512人を収容可能です。内訳は、固定席が4,380席、ロールバックスタンドが616席、仮設席が2,500席、車椅子専用スペースが16席となっています。バスケットボールコート3面、バレーボールコート3面、卓球台42面、バドミントンコート12面、ハンドボールコート1面が設置可能で、柔道、剣道、体操競技など、様々なスポーツに対応できます。また、各種文化イベントの会場としても利用されています。

サブアリーナは、面積769.6m²（38.0m×22m）で、バスケットボールコート1面、バレーボールコート1面、バドミントンコート4面、卓球台12面を設置できます。展示会や販売会などにも利用され、収容人数は140人です。

その他、トレーニング室が2室（259.2m²と116m²）、体力測定室（134.4m²）も備えられています。

アクセス

千葉ポートアリーナへのアクセスは、JR千葉駅またはJR千葉みなと駅から徒歩15分、京成千葉線千葉中央駅から徒歩12分、千葉都市モノレール市役所前駅から徒歩8分となっています。公共交通機関を利用してアクセスしやすい立地です。

関連項目

千葉ポートアリーナは、千葉ポートスクエア、千葉ポートタウン、千葉ポートサイドタワーといった周辺施設とも密接な関係があります。また、アルティーリ千葉のホームアリーナであり、ザキューブホテル千葉も近隣に位置しています。

外部サイト

詳細は、千葉市スポーツ振興財団の公式ウェブサイトをご覧ください。

千葉ポートアリーナは、スポーツイベントだけでなく、地域社会に貢献する多目的施設として、今後も様々な活動が期待されています。

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