千葉市立高洲第一中学校

千葉市立高洲第一中学校の概要

千葉市立高洲第一中学校は、美浜区に位置していた市立中学校で、1973年に設立されました。この学校は、設立当初から多くの生徒が通う中規模校であり、2018年には354人の生徒が在籍していました。学級数は10で、1年生が3学級、2年生が3学級、3年生が4学級と、バランスの取れた学年構成が特徴的でした。

校訓と教育目標

学校の校訓は「自主・創造・勤勉・友愛」であり、これに基づき教育が行われていました。教育目標としては、「豊かな心をもち、自ら考え、自ら学ぶ生徒の育成」が掲げられ、生徒の自主性や学びの姿勢を大切にする取り組みが行われていました。

沿革

高洲第一中学校の沿革は次のようになります：

• - 1973年（昭和48年） - 開校。
• - 1974年（昭和49年） - 校歌が制定され、体育館が落成。
• - 1982年（昭和57年） - 創立10周年を祝う記念式典を実施。
• - 1992年（平成4年） - 創立20周年の記念式典が行われる。
• - 1995年（平成7年） - 第26回全国中学校サッカー大会にて優勝。
• - 2001年（平成13年） - 千葉市ボランティア教育推進校として指定される。
• - 2012年（平成24年） - 創立40周年を迎え、再度ボランティア教育推進校に指定。
• - 2019年（令和元年） - 高洲第二中学校との合併が決定し、2021年には新たに千葉市立高洲中学校として開校されたことに伴い、閉校となりました。

学校行事

高洲第一中学校では、年間を通じて様々な学校行事が行われていました。具体的な行事は以下の通りです：

• - 4月：入学式・新入生歓迎会
• - 5月：3学年修学旅行・生徒総会
• - 6月：体育祭・2学年職場体験学習
• - 7月：部活動壮行会
• - 9月：合唱祭・文化発表会
• - 10月：生徒会役員選挙
• - 11月：1学年郊外学習・2学年自然教室
• - 3月：3年生を送る会・芸術鑑賞会・卒業証書授与式

生徒会活動

生徒会は、学校の行事の運営や美化活動など幅広く活動し、その中で複数の委員会が設けられていました。美化委員会は学校施設を美しく保つ役割を担い、図書委員会は図書館の管理を行い、保健委員会は校内の衛生状況を維持する責任がありました。

部活動

生徒たちは運動系と文化系にわかれて、合計12の部活動に参加。運動系には野球、サッカー、ソフトボール、テニス、卓球、バスケットボール、文化系には吹奏楽や美術があり、スポーツと文化の両面から生徒たちの成長が支援されていました。

アクセス

高洲第一中学校へのアクセスは、JR稲毛海岸駅から徒歩約12分、または車の場合は国道14号線の稲毛陸橋から約3分の位置にありました。

このように、千葉市立高洲第一中学校は、多岐にわたる教育活動や学校行事を通じて、生徒の自主性・創造性を育む環境を提供し続けてきました。

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