千葉県立八千代東高等学校

千葉県立八千代東高等学校



概要


千葉県立八千代東高等学校(ちばけんりつ やちよひがしこうとうがっこう)は、千葉県八千代市村上に所在する公立の高等学校です。地元では「八千東(やちひが)」の略称で親しまれています。設置学科は普通科のみとなっています。

本校は千葉県八千代市内に位置し、地域の中堅校として教育活動を展開しています。校訓は「仰高」であり、これは高きを仰ぎ、知性や理性を磨くとともに、大きく飛躍することを目指す精神を示しています。校章は、学校の門前に咲く美しい躑躅(つつじ)の花をモチーフにデザインされており、この花の名前は学校祭の名称「躑躅祭」としても親しまれています。

学習環境については、2011年に教室への冷房設備が設置され、生徒たちはより快適な環境で学習に取り組めるようになりました。敷地内のプール施設は現在利用されておらず、長年にわたり稼働していません。そのため、他の多くの県立高校と同様に水泳の授業は実施されていませんが、更衣室は運動部の部員などが利用するスペースとして活用されています。

2年次には修学旅行が実施されており、近年は沖縄方面への訪問が続いています。

沿革


本校は1977年昭和52年)に開校しました。地域社会の教育ニーズに応えるべく設立され、以来、多くの卒業生を輩出しています。創立から30周年を迎えた2007年(平成19年)には、記念式典が盛大に挙行されました。また、校舎の安全性向上を図るため、2009年(平成21年)には耐震工事が竣工しています。

主な学校行事


年間を通じて様々な学校行事が行われ、生徒たちの豊かな学校生活を彩っています。

4月:入学式
5月:遠足
9月:文化祭(躑躅祭文化の部)
10月:体育祭(躑躅祭体育の部)、生徒会役員選挙、修学旅行
3月:卒業式

これらの行事を通じて、生徒たちは学業だけでなく、集団行動や協力、リーダーシップなどを学びます。

部活動とその実績


多くの運動部・文化部が活動しており、生徒たちはそれぞれの興味や関心に応じた活動に参加しています。特に運動部では、全国レベルの顕著な実績を収めた部があります。

野球部: 強豪として知られ、2009年7月には千葉県大会で歴史上初めての優勝を果たしました。この優勝により、第91回全国高等学校野球選手権大会に春夏通じて初の甲子園出場という快挙を達成しました。これは、八千代市内の高校としては1998年の八千代松陰高校以来、11年ぶりとなる夏の甲子園出場でした。
水泳部: こちらも全国大会で活躍した実績があります。1986年全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では、男子200メートル平泳ぎで優勝者を輩出しました。さらに翌1987年に開催された第42回国民体育大会では、女子100メートル平泳ぎで3位入賞という素晴らしい成績を収めています。

著名な卒業生


各界で活躍する著名な卒業生も輩出しています。

和泉 史郎(元俳優
川本 成(お笑い芸人、あさりどメンバー)
疋田 紗也(グラビアアイドル

交通アクセス


学校へのアクセスは以下の通りです。

京成電鉄本線「勝田台駅」で下車し、「村上団地行き」バスに乗車。終点下車後、徒歩約3分です(バス乗車時間を含め所要時間約10分)。
東葉高速鉄道線「村上駅」で下車し、徒歩約20分です。

関連項目


千葉県高等学校一覧
第91回全国高等学校野球選手権大会

外部リンク


千葉県立八千代東高等学校 公式ウェブサイト
八千代東吹奏楽部 公式ウェブサイト

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