千葉県立柏高等学校

千葉県立柏高等学校の紹介

千葉県立柏高等学校（ちばけんりつ かしわこうとうがっこう）は、千葉県柏市布施に位置する公立の高等学校で、略称は「県柏（けんかし）」です。千葉県第3学区に属し、周辺には流山市、野田市、我孫子市、鎌ケ谷市があります。

通学事情

学校は北柏駅からの距離が遠いため、約98%の生徒が自転車で通学しています。通学時のこの光景は、県柏の一つの特色となっています。

学校の設備

校舎は複数の棟から構成されています。普通棟は4階建てで、特別棟も同様に4階建て、管理棟は3階建てです。また、体育館、セミナーハウス（3階建て）、格技場、部室、クラブ活動室などの設備を備えています。

2006年には教室にエアコンが設置され、特別教室にも順次導入されたことで、学習環境が大きく向上しました。校舎の一部にはアスベストが含まれていましたが、同年12月に除去工事が行われ、より安全な環境が整えられました。

沿革

千葉県立柏高等学校は1970年4月に開校し、その後の年月で数回の改修や新設工事を経て、現在に至っています。特に2004年には文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、2011年には再度この指定を受けました。さらに、2015年には進学指導重点校に指定されており、教育の質を高めるための取り組みが続いています。

学校行事

年ごとの行事も多岐に渡ります。4月には入学式や創立記念日、6月には合唱コンクール、9月には文化祭である「黎明祭」や体育祭が行われるなど、活気あふれる学校生活を送っています。また、修学旅行や各種試験を通じて、生徒たちは学び合い、成長しています。

教育プログラム

特に、スーパーサイエンスハイスクールとしての特別なプログラムもあり、大学との連携も行っています。例えば、東京理科大学や麗澤大学の講義を受けることができ、一部は大学の単位として認められます。さらに、高校生が海外の大学へ派遣されるプログラムもありますが、近年は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。

進学指導と部活動

進学指導については、スタディサプリを利用した学習のサポートがあり、2021年度からは全生徒が割引価格で利用できるようになりました。部活動も活発で、多くの生徒が様々なクラブや同好会に参加し、特別な経験を積んでいます。

アクセスと著名な卒業生

最寄りの交通手段は北柏駅及び柏たなか駅からの東武バスで、「前原」または「布施新田」下車後、徒歩で約10分です。また、同校からは多くの著名な卒業生が輩出されています。作家、イラストレーター、アナウンサーなど、多様な分野で活躍する卒業生は、学校の評価を高めています。

千葉県立柏高等学校は、その豊富な教育プログラムや設備、活発な学校生活を通じて、生徒たちの成長を支援し続けています。

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