千葉進也

千葉 進也（ちば しんや）

1977年12月5日、神奈川県横浜市に生まれる。日本の元男子バレーボール選手であり、指導者としても知られる。

親の勧めを機に、地元の大道中学校1年次よりバレーボールを始める。その後、神奈川県立釜利谷高等学校、順天堂大学を経て、2000年にVリーグの堺ブレイザーズ（現・日本製鉄堺ブレイザーズ）に入団し、プロキャリアをスタートさせた。

選手として、アウトサイドヒッターのポジションで活躍。入団後、2002年には自身初となる全日本代表に選出され、同年の世界選手権に出場を果たした。チームでは主将としてリーダーシップを発揮し、2005年度の第12回Vリーグでは、チームを8年ぶりの優勝へと導く立役者となった。この活躍が評価され、自身は最高殊勲選手賞を受賞。翌2006年には再び全日本代表に名を連ねた。

全日本代表として、2006年の世界選手権、2007年のワールドカップといった主要国際大会に出場。ワールドリーグには2002年、2006年、2007年と出場し、特に2007年の大会では、ナショナルチームの主将という重責も担った。

キャリア終盤の2009年1月31日、Vプレミアリーグの東レアローズ戦において、右アキレス腱を断裂する重傷を負った。全治6ヶ月と診断され、懸命なリハビリに励んでいたが、競技への復帰は叶わず、同年10月末日をもって現役生活にピリオドを打ち、所属企業での社業に専念する道を選んだ。

引退後、社業に従事していたが、2019年には古巣である堺ブレイザーズの部長に就任し、チーム運営に携わることとなった。さらに2021年、2020-21シーズン終了をもってゴーダン・メイフォース氏が監督を退任したことに伴い、後任としてチームの指揮を執る監督に就任した。なお、部長職は副部長であった清川健一氏が引き継いだ。その後、2023-24シーズン終了後の2024年に、契約満了に伴い堺ブレイザーズの監督を退任した。

私生活では、2008年6月25日にグラビアアイドルの番ことみ氏との結婚を発表している。

選手としては国内リーグでの最高殊勲選手賞獲得、全日本代表としての主要国際大会出場など輝かしい実績を残し、引退後もチーム運営や指導者としてバレーボール界に貢献した人物である。

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