卑弥呼 (ファッションブランド)

株式会社卑弥呼：婦人靴とバッグのリーディングカンパニー

株式会社卑弥呼は、東京都渋谷区神宮前に本社を置く、婦人靴とバッグの企画、開発、卸売、小売販売を手がける企業です。洗練されたデザインと履き心地の良さで、多くの女性から支持を集めています。

沿革：幾多の変遷をへて

卑弥呼の歴史は1973年11月1日に遡ります。創業から40年以上にわたり、婦人靴業界において確固たる地位を築いてきました。

1976年2月2日には株式会社として設立され、1990年11月2日には株式を店頭登録しました。順調な成長を遂げていた同社でしたが、2016年、経営体制に大きな変化が訪れます。

同年5月31日、株式会社リサ・パートナーズの完全子会社である合同会社HSHによる株式公開買付け（TOB）により、卑弥呼の株式の98.71％が取得されました。これにより、卑弥呼はリサ・パートナーズグループの一員となりました。

その後、6月16日には上場廃止となり、10月1日には合同会社HSH（同日付で株式会社卑弥呼へ商号変更）に吸収合併されました。これをもって、初代株式会社卑弥呼は解散しました。

しかし、卑弥呼のブランドは存続します。2016年2月15日に設立された合同会社HSHは、初代卑弥呼の吸収合併と同時に、商号を株式会社卑弥呼（2代目）に変更しました。

その後、2020年2月3日、事業を新設分割で設立した3代目株式会社卑弥呼へ譲渡し、2代目株式会社卑弥呼は株式会社HSHへ商号変更し、資産管理会社へ移行しました。

3代目株式会社卑弥呼は、2代目から事業を譲受し、同年5月1日には株式会社ダブルエーの完全子会社となりました。

このように、株式会社卑弥呼は、創業以来、幾多の変遷を経験しながらも、婦人靴・バッグ業界においてその存在感を示し続けています。

展開シリーズ：多様なニーズに対応

株式会社卑弥呼は、多様なニーズに対応するため、いくつかのブランドシリーズを展開しています。それぞれのシリーズには、独自のコンセプトと魅力があります。

主な展開シリーズとして、On Bleue、On Rouge、ON MUSTA、ON SEPIA、water massage、on amari、卑弥呼RAINなどが挙げられます。これらのシリーズは、デザイン、素材、機能性などにおいて、それぞれの個性を持っています。

例えば、洗練されたデザインと快適な履き心地を両立させたシリーズや、機能性を重視したシリーズ、トレンドを取り入れたシリーズなど、幅広いラインナップを提供することで、顧客層の拡大を図っています。

まとめ：未来へ向けた歩み

株式会社卑弥呼は、長年にわたる経験と実績を基に、常に進化と革新を追求しています。時代の変化に対応しながら、顧客のニーズを的確にとらえ、高品質な商品とサービスを提供し続けることで、今後も婦人靴・バッグ業界をリードしていくことが期待されます。

未来に向けて、さらに魅力的な製品を生み出し、顧客満足度の向上に努め、業界を牽引していく存在として、その歩みを続けることでしょう。

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