南アルプス本線料金所

南アルプス本線料金所：中部横断自動車道の歴史を刻んだ料金所

山梨県南アルプス市の中部横断自動車道に位置していた南アルプス本線料金所は、2017年2月20日の廃止まで、多くのドライバーにとって重要な役割を担っていました。この料金所は、中部横断自動車道の増穂IC延伸にともない、重要な役割を担うこととなりました。増穂IC自体には料金所が設置されていなかったため、南アルプス本線料金所では、増穂ICからの通行券発券や、他のインターチェンジから増穂ICまでの料金収受業務を一手に引き受けていたのです。

南アルプス本線料金所の存在は、中部横断自動車道の発展の歴史と深く関わっています。2006年12月16日、増穂ICから南アルプスIC間が開通したことに伴い、供用を開始しました。それから10年以上、多くの車両が行き交い、地域経済の発展に貢献しました。料金所には3つのブースが設置され、双葉JCT方面へ向かう1ブースと、増穂方面へ向かう2ブースで構成されていました。ETCレーンと一般レーンがそれぞれ設置され、ドライバーはスムーズな通行を可能としていました。増穂方面のブースの内訳は、ETC専用レーンが1つ、一般レーンが1つでした。

しかし、2017年3月19日、六郷ICから増穂IC間の開通を控えたリフレッシュ工事と、それに伴う南アルプス本線料金所の撤去工事が行われました。その結果、2017年2月20日9時をもって、南アルプス本線料金所は廃止となりました。この廃止は、高速道路網の整備と、より効率的な料金収受システムへの移行という、時代の流れを象徴する出来事だったと言えるでしょう。

南アルプス本線料金所は、中部横断自動車道の歴史において、重要な役割を担った施設でした。その廃止は、高速道路の進化と、それに伴う変化を象徴する出来事であり、多くのドライバーにとって、記憶に残る場所となったことでしょう。現在、その跡地は、新たな道路整備や、地域の開発などに利用されている可能性があります。

道路情報

道路名：E52 中部横断自動車道
隣接IC：(5) 増穂IC - 南アルプス本線料金所（廃止） - (6) 南アルプスIC

料金所情報

ブース数：合計3ブース
双葉JCT方面：1ブース (ETC/一般レーン1つ)
増穂方面：2ブース (ETC専用レーン1つ、一般レーン1つ)

歴史

2006年12月16日：増穂IC - 南アルプスIC間開通に伴い供用開始
2017年2月20日：リフレッシュ工事および六郷IC - 増穂IC間の開通に伴い廃止

関連情報

中日本高速道路株式会社

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