南岸区

南岸区（なんがんく）

南岸区は、中華人民共和国重慶市に位置する市轄区です。

地理

重慶市の中心部に位置し、西北は長江を隔てて九竜坡区、渝中区、江北区、渝北区と、東南は巴南区と接しています。

歴史

南岸区の歴史は、1929年に重慶市が設置された際に、玄壇廟に南岸市政管理処が設けられ、巴県から編入された南坪、海棠渓、竜門浩、弾子石の四坊を管轄したことに始まります。1935年2月には重慶市第四区が設立され、その後、第六区、第十一区及び二十区、第十一区及び第十八区へと改編されました。

中華人民共和国成立後の1950年6月には、南岸四区が統合されて第五区、第六区が成立しました。1952年10月には漁区が合併すると同時に、巴県より文峰郷を編入。1955年10月に南岸区と改称され、現在に至っています。

行政区画

区の下部には8つの街道と7つの鎮が置かれています。

街道

銅元局街道
花園路街道
南坪街道
海棠渓街道
竜門浩街道
弾子石街道
南山街道
天文街道

鎮

南坪鎮
塗山鎮
鶏冠石鎮
峡口鎮
長生橋鎮
迎竜鎮
広陽鎮

教育

区内には多くの大学があります。

大学

重慶交通大学
重慶郵電大学
重慶工商大学
重慶第二師範大学
重慶理工大学

交通

鉄道

重慶軌道交通が区内を走っています。

3号線
6号線
10号線
環状線

道路

高速道路や国道も整備されています。

高速道路
包茂高速道路
重慶環状高速道路
国道
G210国道

ホテル

ラディソン・ブル重慶（重庆丽笙世嘉酒店）

健康・医療・衛生

区内には多くの医療機関があります。

重慶市第五人民医院
重慶市東南医院
南岸区人民医院
南岸区中医院
武警重慶総隊医院
重慶医薬高等専科学院附属第一医院（重慶職業病管理病院）
重慶医科大学附属第二医院（江南分院）
南岸区中西医総合医院

関連項目

四川盆地
在重慶日本国総領事館（管轄区域：重慶市・四川省・雲南省・貴州省）

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