南田宮

徳島市南田宮

南田宮（みなみたみや）は、徳島県徳島市に位置する町名で、一丁目から四丁目までが存在します。この記事では、南田宮の地理、歴史、施設について詳しく解説します。

地理

南田宮は、徳島市の北部に位置し、加茂地区に属しています。地域の北側は徳島県道30号徳島鴨島線（通称：田宮街道）に接しており、東側には新町川が流れています。田宮街道沿いでは拡張工事が進み、それに伴い商業地としての発展が著しい地域です。

徳島駅や佐古駅といった市内中心部の駅に近いことから、マンションやアパートの建設が進み、都市化が進行しています。田宮運動公園内には徳島市陸上競技場があり、市内唯一の陸上競技施設として、小中学校の部活動などで頻繁に利用されています。

主な河川：

新町川
田宮川

歴史

明治時代、田宮地区では阿波藍の粗製が盛んでした。1874年には藍の粗製工場が設置されましたが、事業の運営は困難を極め、1877年をピークに事業は中止されました。1897年には、長井長義の精製藍研究室が南田宮に設けられました。

現在南田宮2丁目には、阿波藩の煙硝蔵跡があり、その近くを流れる田宮川には「煙硝蔵橋」が架かっています。橋の名前は、この煙硝蔵に由来しています。

1933年には、渭北地区の中前川町と内町地区の北出来島町を結ぶ三ツ合橋が架設され、周辺地域と田宮地区との交通が便利になりました。1982年の田宮街道開通以降は、多くの商業施設がオープンし、現在では田宮街道沿いで商業施設の競争が激化しています。

田宮運動公園は1976年に開設され、園内に徳島市陸上競技場が設置されました。ここでは、市内の陸上大会などが開催されています。また、公園内には1979年に徳島市田宮公園プールが設置され、夏には多くの家族連れや学生で賑わいます。

南田宮は、元々田宮町、矢三町、中吉野町の一部でしたが、1968年に現在の町名となりました。名前の由来は、「田の中の宮」であり、この宮は現在の天神社を指すとされています。

施設

公園:

田宮運動公園
徳島市陸上競技場
徳島市田宮公園プール

教育機関:

徳島市立千松小学校
広沢自動車学校

商業施設:

アソビバ!（ノヴィル運営）
あらたえの湯（ノヴィル運営）

社寺:

神明神社

交通

道路:

徳島県道30号徳島鴨島線

路線バス:

徳島バス
南田宮三丁目
三ツ合橋西
田宮運動公園口
田宮二丁目（変電所前）
田宮三丁目
田宮四丁目
* 城北高校前

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