南相馬インターチェンジとは？意味をやさしく解説

南相馬インターチェンジ

南相馬インターチェンジ（みなみそうまインターチェンジ）は、福島県南相馬市原町区深野に位置する、常磐自動車道のインターチェンジです。このインターチェンジは、南相馬市原町区の西側に位置し、JR原ノ町駅から約6kmの場所にあります。また、南相馬市原町区だけでなく、近隣の川俣町へのアクセスにも利用される重要な拠点です。

歴史

当初、このインターチェンジを含む常磐富岡ICから相馬IC間の開通は2011年度を目標としていました。しかし、同年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故の影響で、建設工事は一時中断されました。その後、2011年6月に当ICと相馬IC間を先行的に部分開通させる決定がなされ、2012年 4月8日に開通しました。

常磐富岡ICから当IC間は、福島第一原発事故の影響で帰還困難区域となり、開通の見通しが立たない状況でした。しかし、2012年 8月31日に浪江ICから当IC間を2014年度の開通目標として建設を進めることが発表され、2014年 12月6日に同区間が開通しました。

建設中の仮称は「原町インターチェンジ」でしたが、南相馬市による名称の意見募集や土地利用計画案、NEXCO東日本の開通予定区間一覧で「南相馬インターチェンジ」の名称が使用されるようになり、2012年 3月9日に開通日時と同時に正式名称が南相馬ICに決定しました。

1998年（平成10年）4月：常磐富岡IC - 相馬IC間に施工命令が出される。
2012年（平成24年）4月8日：当IC - 相馬IC間開通に伴い、全車無料で供用開始。
2014年（平成26年）12月6日：浪江IC - 当IC間開通。同時に、当IC - 相馬IC間が有料化。