南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅（みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき）は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松に位置する南阿蘇鉄道高森線の駅です。そのユニークな駅名で知られ、かつては日本一長い駅名として名を馳せていました。

歴史

1992年（平成4年）4月1日に開業しました。開業当初は、読み仮名が22文字、表記が14文字と、日本で最も長い駅名でした。
2001年（平成13年）4月2日、一畑電気鉄道（現：一畑電車）北松江線の古江駅がルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅に改称されたことで、日本一長い駅名の座を明け渡しました。
2007年（平成19年）5月21日、ルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅が松江イングリッシュガーデン前駅に改称されたため、当駅は読み仮名において再び日本最長の駅名となりました。
2015年（平成27年）3月14日、富山地方鉄道富山軌道線の新富山停留場が富山トヨペット本社前（五福末広町）停留場となり、当駅は読みの長さでも日本一の座を譲ることになりました。
2016年（平成28年）4月14日と16日に発生した熊本地震により、路線に甚大な被害が発生。橋梁やトンネルが損傷し、当駅を含む区間が運転見合わせとなり、営業を休止しました。
2023年（令和5年）7月15日、立野 - 中松間が復旧し、全線で運転を再開しました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、開業当初から無人駅です。特徴的な十二角形の開放的なログハウス風待合所が設置されています。

利用状況

(利用状況に関する詳細なデータは提供されていません。)

駅周辺

駅周辺は、阿蘇の豊かな自然が広がる田園地帯です。多くの湧水池が点在し、名水百選にも選ばれた白川水源も近くにあります。

国道325号: バイパスと旧道が並走しており、旧道は駅から約200mの距離にあります。
寺坂水源: 約300mの距離に位置しています。
湧沢津水源: 約700mの距離にあります。
塩井社水源: 約1.4kmの距離にあります。熊本地震の影響で一時的に水源が枯渇しましたが、2018年に回復しました。
白川水源

バス路線

産交バスが運行しており、以下のバス停が利用可能です。

川地後（かわぢご）：旧国道上にあります。
ゆるっとバス（白水コース）：高森中央行き、または立野駅（下田駅前経由）行きが利用できます。

隣の駅

南阿蘇鉄道高森線

阿蘇下田城駅 - 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 - 中松駅

その他

南阿蘇水の生まれる里白水高原駅は、駅名だけでなく、周辺の自然環境も魅力的な駅です。駅を訪れた際には、湧水地巡りや周辺の散策も楽しめます。

外部リンク

* 南阿蘇水の生まれる里白水高原 - 南阿蘇鉄道

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