厚別山本公園

厚別山本公園について

厚別山本公園は、札幌市厚別区に位置する総合公園で、現在建設が進められています。この公園は、札幌市が提唱する「環状グリーンベルト構想」の重要な拠点の一つとして位置づけられており、2025年の全面完成を目指しています。

公園の概要

公園は、厚別区と白石区にまたがる山本処分場を埋め立てた土地に造成されていますが、公園自体は厚別区側にのみ存在します。山本処分場のうち、公園として整備されない範囲についても、将来的な活用が計画されています。

この公園は、札幌市の「環状グリーンベルト構想」において、重要な役割を担っています。この構想は、市内の緑地を環状につなぎ、市民が自然に触れ合える環境を整備することを目的としています。

現在、公園は建設中ではありますが、一部は市民に開放されており、既にパークゴルフ場や軟式野球場などの施設が利用可能です。これらの施設は、市民の健康増進やレクリエーションの場として活用されています。

沿革

厚別山本公園の建設には、長い年月が費やされてきました。以下に、その主な沿革をまとめます。

1980年（昭和55年）：環状夢のグリーンベルト構想が提唱されました。
1983年（昭和58年）：山本処分場の造成が開始されました。
1984年（昭和59年）：廃棄物の埋め立てが開始されました。
2002年（平成14年）：山本地区の埋め立てが完了しました。
2006年（平成18年）：山本地区の最終覆土が完了しました。
2008年（平成20年）：環境影響評価の手続きが開始されました。
2009年（平成21年）：計画調査（基本構想）が行われました。
2010年（平成22年）：計画調査（基本計画）が行われました。
2011年（平成23年）：地盤調査などが実施されました。
2012年（平成24年）：基本設計が完了し、環境影響評価の手続きが完了しました。
2013年（平成25年）～：実施設計が行われました。
2014年（平成26年）～：造成工事が開始されました。
2021年（令和3年）：遊具などが完成しました。
2025年（令和7年）：公園全体の完成が予定されています。

主な施設

公園内には、以下の様な施設があります。

パークゴルフ場: 広大な敷地を利用したパークゴルフ場は、多くの市民に親しまれています。
軟式野球場: 軟式野球を楽しむための野球場です。
ビオトープ: 生物多様性を保全するためのビオトープが設置されています。自然観察の場としても利用されています。

まとめ

厚別山本公園は、札幌市の環境保全と市民のレクリエーションの場としての役割を担う重要な施設です。2025年の全面完成に向けて、今後の発展が期待されます。

関連情報

厚別山本公園/札幌市
あつべつグリーンパートナー
山本処分場

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