厚木インターチェンジ

厚木インターチェンジ（あつぎインターチェンジ）

神奈川県厚木市に位置する厚木インターチェンジは、東名高速道路と小田原厚木道路が接続するジャンクションとしての役割も担う重要なインターチェンジです。

位置と料金

東京インターチェンジから35kmの地点にあり、東京ICからの区間は大都市近郊区間に指定されているため、東京方面へ向かう場合は割高な料金が設定されています。また、ETC休日特別割引においては、東名高速道路の地方部区間における東京側最東端に位置づけられています。

インターチェンジの構造

当ICでは、小田原厚木道路と一般道路間の相互通行はできません。そのため、近隣の厚木西インターチェンジを利用する必要があります。ただし、厚木西ICの厚木方面出入口は厚木ICの一部として案内されているため、厚木西ICと厚木IC間のみを利用する場合は、小田原厚木道路の通行料金は徴収されません。

国道129号平塚方面からの進入路は、小田原厚木道路の下をくぐり、相模原方面への出口と立体交差する構造になっています。以前は、進入路と出口が合流・分岐する形でしたが、改良されました。

また、当ICと首都圏中央連絡自動車道（圏央道）に接続する海老名ジャンクションの間には、本線に並行した「圏央道専用連絡路」が設置されています。これは、厚木ICと海老名JCT間の距離が約1kmと短いため、交通の分散と事故・渋滞の抑制を目的としたものです。当ICと海老名JCT、圏央道との間を利用する際は、専用連絡路を通行することになります。特に上り線から当ICを利用する場合は、一度連絡路方面に分岐してからさらに出口へ進む必要があります。

接続道路

直接接続

E1 東名高速道路（5番）
国道129号
E85 国道271号（小田原厚木道路）

これらの道路が接続しているため、交通量が非常に多く、特に国道129号へのランプ付近では頻繁に渋滞が発生します。

間接接続

国道246号

料金所

料金所は、入口と出口に分かれており、それぞれブース数が異なります。

入口

ブース数: 7
ETC専用: 4
一般: 3

出口

ブース数: 14
ETC専用: 4
一般: 8
休止中: 2

歴史

1969年6月10日：開設。当初は厚木バスストップが併設されていました。
1993年10月12日：厚木バスストップ廃止。
1995年4月1日：厚木バスストップが小牧IC寄りに1.7km移転して再開設されました。

周辺施設

新東名高速道路 厚木南IC（約1.4km南）
厚木アクスト
ソニー厚木テクノロジーセンター
東名厚木健康センター
東名厚木病院
小田急小田原線 本厚木駅
小田急小田原線 愛甲石田駅
厚木市立相川小学校
* 厚木市立相川中学校

隣接するインターチェンジ

E1 東名高速道路

(4-1) 綾瀬スマートIC - 海老名SA - (4-2) 海老名JCT - (5) 厚木IC - (5-1) 伊勢原JCT - (5-2) 秦野中井IC

E85 小田原厚木道路

厚木西IC - (5) 厚木IC

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