厚木市消防本部

厚木市消防本部の概要

厚木市消防本部は、神奈川県の厚木市に存在する消防組織で、厚木市全域と愛甲郡清川村を管轄しています。所在地は厚木市寿町3-4-10で、総管内面積は165.12平方キロメートルに及び、249名の職員が活躍しています。市内には消防署が2か所、そして分署が7か所設けられており、効果的な消防活動を行っています。

主力機械の概要

厚木市消防本部が保有する主力機械は以下の通りです（2020年4月1日現在）：

• - 普通消防ポンプ自動車: 10台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 2台
• - はしご付消防自動車: 2台
• - 化学消防自動車: 2台
• - 救急自動車: 10台
• - 指令車: 3台
• - 救助工作車: 2台
• - 水難救助車: 1台
• - 広報車: 2台
• - 作業車: 14台
• - 拠点機能形成車: 1台
• - 調査車: 1台
• - 査察車: 7台
• - オートバイ: 7台
• - その他の機材: 5台

これらの機器は、迅速な救助活動と安全確保を目的として配置されています。

沿革

厚木市消防本部は1960年12月に市役所消防課として発足し、1961年には救急業務を開始しました。1963年には厚木市消防本部および厚木市消防署が設置され、地域の防災体制が整いました。その後、1972年には消防庁舎が完成し続々と消防署や分署が開設されていきました。

1984年に小鮎分署を開設、1994年には初の高規格救急車も導入され、近代的な消防体制が築かれていきます。1995年には荻野分署が北消防署に昇格し、厚木市消防署も名称が改められるなど、さらなる充実を図りました。

2011年には東日本大震災に対応し、緊急消防援助隊を派遣しました。近年では、清川村の消防業務を受託し、2016年に清川分署が設立されています。これにより、広域的な消防対応が可能となり、地域の安全性が向上しました。

組織構成

厚木市消防本部は、以下の課に分かれています:

• - 消防総務課: 組織全体の総合的な管理を担当。
• - 警防課: 消防活動や防火対策を企画し実施する。
• - 予防課: 火災の予防活動を主に担当。
• - 救急救命課: 救急サービスの運営やトレーニングを行います。

各消防署では、管理係、警備第一・第二課があり、日々地域の安全を守るために取り組んでいます。

まとめ

厚木市消防本部は、地域社会の安全を担う重要な組織であり、様々な消防活動を通じて市民の安心・安全を実現するために日夜努力しています。地域の状況や災害に応じた迅速な対応が求められる中、消防本部は一層の研鑽を重ねていくことでしょう。

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