原えりこ

原えりこ (はら えりこ)について

原えりこ（本名：原 えり子）は、1959年11月1日生まれで、東京都出身の声優および女優です。彼女はビーフェクトに所属しており、数十年にわたり多彩な役柄でファンを魅了しています。

経歴の始まり

原えりこのキャリアは、幼少期に近隣の女性によって女優・樫山文枝のもとへ連れて行かれたことがきっかけとなりました。その際、子役として活動する提案を受けたことが、彼女の役者を目指す大きな弾みとなったと語っています。日本大学櫻丘高等学校在学中の1975年には映画『ドカベン』に一般公募で合格し、そこから女優としてのキャリアが始まりました。その後、市原悦子に師事し、多くのオーディションに挑戦。映画『あゝ野麦峠』では2度目の映画出演を果たしましたが、TBSの番組でのお天気お姉さんや『ワンツージャンプ!』のオーディションには不合格となります。しかし、TBSのディレクターによってイベントの仕事に選ばれるなど、サポートを受けながら徐々に活動を広げていきました。

声優デビューと活動

1982年に専門学校の東京アナウンス学院で声優科を卒業後、番衆プロダクションに入所。声優デビュー作は『逆転イッパツマン』の放夢ラン役で、その後、『ときめきトゥナイト』の江藤蘭世役でも初主演を果たしました。1980年代から1990年代初頭まで、彼女は数多くのアニメ作品で声優として幅広く活躍しました。一時期は「光野栄里」という名前でも活動していました。

俳優小劇場や数々の劇団を経て、2007年にはフリーとして活動を開始。その際、声優や講師として活躍する一方で、演劇にも積極的に取り組んでいます。2021年には、株式会社アンカットが運営する俳優・タレント養成スクール「グリーンロード」の講師を務めるなど、後進の指導にも力を入れています。また、「スーパーカブ」で担任教師役を見事に演じるなど、新たな挑戦を続けています。

プライベートと人物像

原えりこは、私生活では娘が一人おり、現在も同居しています。趣味はゴルフ、ドライブ、スキューバダイビングなど多岐にわたり、特にバイクに関してはホンダ・スーパーカブの愛好者でもあります。30歳の時に中型二輪免許を取得し、2018年からはスーパーカブに乗るようになりました。自身のTwitterを通じてもバイク仲間が増えていったというエピソードもあります。

出演作の一部

彼女の代表的なアニメ出演作品には、『それいけ!アンパンマン』（ピョン吉役）、『美少女戦士セーラームーン』、映画『ドラえもん』シリーズ、アニメ『スラムダンク』などがあり、多くのファンに親しまれています。また、劇場版やOVA、ゲーム、ドラマCDなど多岐にわたるメディアで幅広い役柄を演じています。

結論

原えりこは、その才能と情熱で声優業界において豊かなキャリアを構築してきました。時代を超えて愛され続けるキャラクターたちを通じて、彼女の魅力は多くの人々に届いています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索