原口健飛

原口健飛：空手からキックボクシングへ、世界を舞台に活躍する闘士

原口健飛選手は、1998年4月9日生まれの日本の男性キックボクサーです。兵庫県伊丹市出身で、FASCINATE FIGHT TEAMに所属。RISEライト級王者、そしてISKA世界ライトウェルター級王者という輝かしい実績を誇ります。幼少期から空手を始め、その才能は早くから開花しました。フルコンタクト空手の全日本大会で優勝するなど、数々のタイトルを獲得。中学3年まで聖武会館で研鑽を積み、小野寺天汰選手らと共に切磋琢磨した経験が、後の活躍の礎となりました。

ボクシングからキックボクシングへ転身

2015年6月、17歳でプロボクシングデビュー。西日本新人王戦にも出場するなど、プロボクサーとしての実力も示しました。しかし、2016年にプロボクシングを引退、再び空手の道に戻ります。そして、2017年6月4日、プロキックボクシングに転向。この決断が、原口選手のキャリアに大きな転換をもたらしました。

キックボクシングでの活躍

プロデビューから間もなく、ACCELフェザー級王座を獲得。その後も、RISEやRIZINなどの主要団体で活躍し、数々のタイトルを獲得、多くの強豪選手と激闘を繰り広げてきました。

RISEでの活躍:

RISEでは、Road to RIZIN KICKトーナメント優勝、RISEライト級王座獲得、そしてRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝など、数々のタイトルを獲得しています。特にRISEライト級王座決定戦では、K-1 GLOBAL -65kgトーナメント優勝者の秀樹選手を相手に、見事なKO勝ちを収めて王座に輝きました。しかし、2020年12月、王座を返上。その後も、白鳥大珠選手、タップロン・ハーデスワークアウト選手、ペットパノムルン・キャットムーカオ選手といった強豪選手と対戦し、その実力を世界に示しました。

RIZINでの活躍:

RIZINでは、前K-1スーパーフェザー級王者である大雅選手と対戦。初戦は判定で引き分けましたが、再戦では1ラウンドTKO勝ちを収め、その強さを証明しました。

世界への挑戦:

原口選手は、RISEやRIZINだけでなく、GLORYという世界的なキックボクシング団体にも挑戦しています。GLORY世界フェザー級王者であるペットパノムルン・キャットムーカオ選手とは幾度となく対戦。その激闘は、多くのファンの心を掴みました。

ISKA世界王座獲得

2023年3月26日、原口選手はRISE ELDORADO 2023でISKA世界ライトウェルター級王座決定戦に臨み、ジェレミー・モンテーリョ選手を相手に4ラウンドKO勝ち。念願のISKA世界王座を獲得しました。さらに、2023年12月16日には、RISE WORLD SERIES 2023 Final RoundのRISE×GLORY対抗戦でGLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス選手を2ラウンドKOで下すなど、その勢いは留まることを知りません。

継続する挑戦

2024年にはGLORY 93のGLORY世界フェザー級タイトルマッチでペットパノムルン・キャットムーカオ選手との三度目の対戦を果たしましたが、惜しくも判定負けを喫しました。しかし、原口選手の挑戦はこれからも続きます。空手、ボクシング、そしてキックボクシングと、それぞれの競技で培ってきた経験と才能を武器に、更なる高みを目指し続ける原口健飛選手から今後も目が離せません。

戦績

原口選手の戦績は、BoxRecなどのウェブサイトで確認することができます。

プロキックボクシング: (詳細な戦績はBoxRec等を参照)

プロボクシング: (詳細な戦績はBoxRec等を参照)

獲得タイトル

フルコンタクト空手
JKJO空手全日本 優勝
POINT&KO空手全日本 優勝
キックボクシング
第2代ACCELフェザー級王座
Road to RIZIN KICK Tournament 優勝
第6代RISEライト級王座
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝
* ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級王座

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