原大輝

原 大輝のプロフィール

原 大輝（はら だいき、1988年6月2日生まれ）は、広島県安芸郡海田町出身の元プロ野球選手で、主に捕手として活躍していました。右投右打の選手で、日本プロ野球（NPB）では育成選手としてのキャリアを持ちます。

経歴

プロ入り前

原は広島国際学院高等学校において、投手と捕手を兼任していました。2年生の夏には、チームを8強に進出させる活躍を見せましたが、3年生の夏には広島市立広島工業高等学校と対戦し、0対8でコールド負けを喫し、県大会は3回戦で敗退しました。その試合でも、2回戦では広島県立広島井口高等学校に対して11回1失点の完投を果たし、自らも打者として同点適時打を放っています。甲子園出場の機会には恵まれませんでしたが、県大会準々決勝を最高成績とするなど、貴重な経験を積んでいます。

卒業後は北海道東海大学（現在の東海大学北海道キャンパス）に進学しました。大学では3年生の春に大学選手権に出場し、捕手として先発出場しましたが、初戦では九州国際大学に敗れてしまいました。2年生からは正捕手としてプレーし、2年秋と4年春にはベストナインを獲得しています。特に4年秋には打率3割を記録し、打撃の面でも素晴らしい成績を残しました。

独立リーグ時代

大学卒業後は、信濃グランセローズに入団しました。ここでは、1年目からリーグ戦に出場し、主に捕手の他に外野手や一塁手もこなしました。71試合に出場し、打率.309を記録し、攻撃の要として活躍しました。特に、72安打を記録し、リーグ最多タイの19二塁打を打つなど、その打撃力をアピールしました。2年目には主に4番捕手として起用され、6月には打率.452を記録し、月間MVPを受賞しました。

オリックス時代

原はその後、2012年秋のドラフトにてオリックス・バファローズから育成枠で指名を受け、プロの世界へと進出しました。地肩の強さや、打撃におけるパンチ力がスカウトの目に留まった結果です。しかし、2015年10月3日に戦力外通告を受け、同年10月30日に自由契約として公示されました。

詳細情報

原のキャリアにおいて、一軍公式戦には出場していませんが、独立リーグでは成果を残してきました。背番号は、4（2011年 - 2012年）、および115（2013年 - 2015年）でプレーしました。

関連項目

• - 広島県出身の人物一覧
• - 北海道東海大学の人物一覧
• - 信濃グランセローズの選手一覧
• - オリックス・バファローズの選手一覧

原大輝のプロ野球選手としての道のりは、様々な挑戦に満ちたものでした。彼の経験は、多くの若い選手たちにとっての励みとなることでしょう。

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