原武範

原武範：バラエティ番組演出家のキャリアと人物像

原武範（はら たけのり）氏は、1976年2月2日生まれの長野県長野市出身のバラエティ番組演出家です。現在、株式会社プラットフォームインクに所属しています。

子供時代から続くお笑いへの情熱

幼少期から『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』、『夢で逢えたら』、『ダウンタウンのごっつええ感じ』といった人気お笑い番組に親しみ、お笑いの世界に強い憧れを抱いて育ちました。この経験が、後のキャリアへと繋がっていくことになります。

輝かしい経歴：数々の名番組を支えた演出家

1998年、明治大学商学部卒業後、アズバーズに入社。フジテレビ第二制作部、バラエティ制作センターに配属され、キャリアをスタートさせました。ADとして『一人ごっつ』、『松ごっつ』、『さるしばい』といった番組に関わり、着実に経験を積んでいきます。

その後、数々のバラエティ番組制作に携わり、才能を開花させていきます。『笑う犬の生活』では吉田正樹プロデューサー、小松純也演出のもとでチーフADとして活躍。さらに、『爆笑ヒットパレード』、『笑う犬の生活』、『力の限りゴーゴゴー!!』、『新春かくし芸大会』など、人気番組への参加を重ね、ディレクターへと昇進。

『爆笑レッドカーペット』や『ネプリーグ』といった人気番組の立ち上げメンバーとして名を連ね、その手腕は高く評価されました。『力の限りゴーゴゴー!!』では宮道治朗演出、『感じるジャッカル』では北沢建一演出のもとでディレクターとして活躍。さらに『笑う犬の情熱』では吉田正樹チーフプロデューサー、星野淳一郎プロデューサー、小松純也演出と共に制作に携わりました。

2004年には『FNS27時間テレビ』（片岡飛鳥総監督）、『ネプリーグ』（福浦与一演出）、『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』（石川陽、武島義之演出）など、バラエティ番組から大型特番まで幅広い番組制作に携わります。

その後も、『爆笑レッドカーペット』（藪木健太郎演出）、『爆笑レッドシアター』、 『THE MANZAI』（小仲正重、竹内誠演出）など、人気番組の演出を手がけました。

2011年にアズバーズを退社し、2012年にプラットフォームインクへ所属。以降も、『チャンピオンボウリング ドリームスシリーズ』（神原孝プロデューサー）、『ENGEIグランドスラム』（朝妻一プロデューサー）、『サンドウィッチマンのぶらり即席コントの旅』（仲村孝明プロデューサー）、『出張!出川保育園』（東海テレビ）、『ただ今、コント中。』(有川崇総合演出)、『我が家・杉山の悪口1000個いただくまで帰れません酒場』（YouTube）、『新しいカギ』（木月洋介総合演出）、『東海オンエア コントしてみた』（YouTube）など、数多くの番組制作に携わっています。

近年では、荒牧慶彦出演の舞台『パスキン』の演出も手がけており、活動は多岐に渡っています。堀内健（ホリケン）の舞台や、ロッチ、ハナコ、我が家の単独ライブなどの演出、映像制作にも携わっているなど、その活動は多方面に広がっています。

プライベート：サーフィン愛好家

趣味はサーフィン。長野県出身者仲間には、もう中学生、島田秀平、峰竜太、新海誠、鬼越トマホーク坂井などがおり、もう中学生とは同じ川中島の出身であるという共通点も持っています。

まとめ

原武範氏は、長年に渡り日本のバラエティ番組制作の中枢を担ってきたベテラン演出家です。数々のヒット番組を世に送り出し、その高い演出力と幅広い人脈は、日本のエンターテイメント業界に大きな貢献を果たしています。今後の活躍にも期待がかかります。

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