友寄隆英

友寄 隆英（ともより たかひで）

友寄隆英は1975年に兵庫県で生まれ、テレビ朝日のエグゼクティブディレクター、テレビプロデューサー、演出家として幅広く活躍しています。また、YouTuberとしても知られています。

経歴

彼の教育背景は、岡山白陵高校を経て大学進学の後、劇団に所属することから始まりました。元々は獣医師を目指していましたが、19歳の頃からテレビの製作会社でアシスタントディレクターとしてアルバイトを始め、本格的にテレビ業界に足を踏み入れました。大学卒業後は、オーディションに落ちたことがきっかけでテレビスタッフを目指し、フリーディレクターを経て、2003年にテレビ朝日に入社。同期のディレクターたちと切磋琢磨しながら、地道にキャリアを築いていきました。

入社後は平城隆司班で河口勇治チーフプロデューサーのもとでディレクターを務め、その後奥川晃弘ゼネラルプロデューサーの指導のもとでさまざまな番組のプロデューサーや演出を担当しました。2010年にはゼネラルプロデューサーに昇進し、引き続き多くの番組に携わっています。

特に『いきなり!黄金伝説。』では、ディレクターとして様々な企画を手掛け、よゐこたちに過酷な生活に挑戦させることで知られています。その結果、濱口優からは独自のファッションセンスを持つ「おしゃれでシュールな」スタイルが評価されています。

さらに彼は、旅バラエティ番組『陸海空 地球征服するなんて』でゼネラルプロデューサーを務めつつ、自ら「ナスD」としても出演。ここでは部族との交流や過酷な環境での体験を通じて、視聴者に魅力的なコンテンツを提供しました。2020年4月には、初の冠番組『ナスD大冒険TV』の放送を開始しました。

人柄と信念

友寄の信条は「演者にやらせる前に自分でやってみる」というもので、多くのロケーションで自ら体験を重ねる姿勢は多くのファンに支持されています。彼は無人島生活を敢行し、実際にそこで生活した経験を踏まえて、深い知識を持っています。また、海での潜水や独特の漁法にも秀でており、その腕前から漁師にスカウトされたこともあります。

彼は、テレビ画面に登場することがほとんどなかったが、2017年の『陸海空地球征服するなんて』では、ペルーのアマゾンでの取材を通じて初めて視聴者の前に姿を現しました。この企画では、部族の食事や日常生活を体験する中で、視聴者にインパクトの強い印象を与えました。

彼の多彩な才能として、料理や絵画、音楽もあり、訪問先で披露することも多いです。また、自らのYouTubeチャンネルでも、サメを一尾丸ごと食べる様子や、過酷な挑戦を公開し、視聴者を楽しませています。

主な訪問先

友寄は南米アマゾンや日本の無人島、ヒマラヤなどで多くの取材を行っており、その様子はYouTubeチャンネルで公開されています。特に南米ペルーのアワフン族やシピボ族との交流は彼のコンテンツの中でも印象深いものとなっています。

現在の担当番組

現在は『ナスD大冒険TV』のエグゼクティブディレクターを務め、過去には『いきなり!黄金伝説。』や『陸海空 地球征服するなんて』を担当していました。多才な彼は、スタッフだけでなく、出演者としても非常に注目されています。

彼のユニークなキャラクターと挑戦し続ける姿勢が、今後のバラエティ界にどんな影響を与えるのか注目です。

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