古今亭志ん橋 (7代目)

七代目 古今亭 志ん橋（ここんてい しんきょう、1984年10月2日 - ）は、落語協会に所属する落語家です。本名は深山 景介。

経歴

千葉県柏市出身。千葉県立我孫子高等学校を経て、法政大学文学部哲学科を卒業しました。落語家になる前は、日比谷図書館で司書を目指し、書物に囲まれた日々を送っていました。

2009年4月に六代目古今亭志ん橋に入門し、同年11月に前座となりました。この時の前座名は「きょう介」です。

2014年6月11日には、柳家花ごめ、春風亭朝之助、古今亭始と共に二ツ目昇進を果たし、「志ん松」と改名しました。

2023年10月1日、2024年9月下席より真打に昇進することが発表されました。同時に昇進するのは、柳家花ごめ、春風亭朝之助改メ春風亭梅朝、古今亭始改メ古今亭伝輔の3名です。しかし、その直後の10月8日に、師匠である六代目志ん橋が急逝するという悲しい出来事がありました。

2024年1月には、兄弟子にあたる三代目古今亭志ん丸の門下へ移籍。そして、真打昇進と同時に、亡き師匠の名跡である「志ん橋」を七代目として襲名することを自身のYouTube配信で発表しました。

2024年9月下席より、真打に昇進し、七代目古今亭志ん橋を襲名しました。

芸歴

2009年4月 - 六代目古今亭志ん橋に入門
2009年11月 - 前座となる、前座名は「きょう介」
2014年6月 - 二ツ目昇進、「志ん松」と改名
2024年1月 - 師匠の死去に伴い、三代目古今亭志ん丸門下へ移籍
2024年9月 - 真打昇進、七代目古今亭志ん橋を襲名

出囃子

禅（古今亭志ん松時代）
大拍子（七代目古今亭志ん橋）

人物

六代目志ん橋の所有する新車を不注意でぶつけてしまったというエピソードがあります。
「志ん松」という名前は、兄弟子である古今亭朝太改め古今亭志ん陽がかつて前座名として「古今亭朝松」を考えていたものの、本人が辞退したため、志ん松が名乗ることになりました。

活動

前座時代から、地域寄席である「井の頭deらくご会」にレギュラー出演していました。

二ツ目昇進後は、自身の勉強会を開始。隔月で開催される古典落語を中心とした「古今亭志ん松落語会」では、5年間で100席の演目を習得することを目標としています。また、同期の落語家4人による「同期の秘め事」や、林家なな子との二人会「松子会」なども開催しています。

昨今のコロナ禍においては、古今亭一門の先輩落語家をゲストに迎えてテレワーク落語「古今亭を知ってもらおう」を古今亭始と共に配信しています。

外部リンク

古今亭志ん橋 - 公式ホームページ)
古今亭志ん橋 (@k_shinmatsu) - X（旧Twitter）)
はてなの落語 - YouTubeチャンネル)
古今亭志ん橋 - 落語協会)
古今亭志ん橋 - Facebook)

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