古川雄大 (野球)

古川 雄大（ふるかわ ゆうだい）

古川雄大選手は、2004年5月25日生まれで大分県佐伯市出身のプロ野球選手です。ポジションは外野手で、現在は埼玉西武ライオンズに所属。右投右打の選手として、これからの成長が非常に楽しみです。

経歴

プロ入り前

彼は日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、野球との出会いは佐伯市立上野小学校の3年生の時です。そこで野球に熱中し、さらに佐伯市立昭和中学校では硬式野球のクラブチーム「佐伯マリンボーイズ」で腕を磨きました。

大分県立佐伯鶴城高等学校に進学後は、1年生の秋からベンチ入りを果たしました。2年生の夏には背番号20で4番を務める試合もあり、その後、秋からは持ち前のバッティング力を発揮し、4番に定着。3年生の夏には大分県大会で驚異的な活躍を見せます。

特に、初戦では9球団のスカウトが視察に訪れる中、本塁打を含む3安打を記録し、チームの勝利に大きく貢献しました。その大会ではベスト4進出を果たすも、準決勝で逆転負けを喫し、甲子園出場には至りませんでした。でも、高校通算21本塁打という記録は彼の長打力を裏付けています。

2022年9月17日にはプロ志望届を提出し、同年10月20日に行われたドラフト会議で埼玉西武ライオンズから2位指名を受けました。契約金は7000万円、年俸は750万円で、11月10日に仮契約を結び、背番号は33に決まります。担当スカウトは岳野竜也さんでした。

西武時代

2023年シーズンは三軍で身体作りを中心にトレーニングを重ねた結果、二軍では1試合に出場。栄養士のアドバイスを受けて、体重を85kgから95kgまで増やし、パフォーマンス向上に努めています。

選手としての特徴

古川選手の魅力は、その長打力だけでなく、身体能力の高さにもあります。高校通算21本塁打を記録したことに加え、遠投110m、50m走を6秒0で走るスピードが注目されています。メディアからは福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手と比較されることも多く、その将来性が期待されています。

また、西武ライオンズのコーチである熊代聖人氏も古川選手を高く評価し、「走攻守全てにおいてポテンシャルが高い。きっかけをつかめば大化けするかもしれない」と述べています。さらには、秋山幸二氏を似たタイプとして挙げ、彼に対する期待が高まっています。

詳細情報

• - 背番号: 33（2023年 - 現在）

古川雄大選手は今後のさらなる成長が見込まれる若手選手です。彼の活躍が、埼玉西武ライオンズの未来を明るくすることでしょう。これからも応援していきましょう。

もう一度検索