古海五月

古海五月（ふるみ さつき）

古海五月（旧姓：原田、1963年5月26日 - ）は、長崎県出身の元女子バスケットボール選手であり、現在は指導者として活躍しています。現役時代は共同石油（現ENEOSサンフラワーズ）に所属し、日本リーグやオールジャパンで数々のタイトルを獲得。日本代表としても長きにわたり活躍し、引退後は後進の育成に尽力しています。

選手としての輝かしいキャリア

古海選手は、豊玉高校から鶴鳴女子高（現長崎女子高校）へ転校後、共同石油に入社。中村和雄監督の下、チームの中心選手として活躍しました。共同石油では、日本リーグ優勝3回、オールジャパン優勝3回という輝かしい成績を収め、自身もリーグMVPを2度獲得するなど、その実力は高く評価されました。

日本代表としても6年に渡って選出され、4年間は主将を務めました。リーダーシップを発揮し、チームを牽引する存在として、国際舞台でもその名を轟かせました。

1990年に共同石油を退社後は、徳島県に移り、北島CR・クラブに所属。ここでも全日本クラブ選手権4連覇や国体連覇など、数々のタイトルを獲得。元チームメイトのカトリーナ・マックレインと共にプレーし、チームを勝利に導きました。

指導者としての新たな挑戦

引退後は、スポーツ用品販売会社の代表取締役を務める傍ら、2000年に独立。バスケットボールクリニックを主宰し、後進の指導に力を注ぎました。また、四国放送ラジオのパーソナリティとしても活躍するなど、多才な一面を見せています。

2009年には、JALラビッツのコーチに就任し、指導者としてのキャリアを本格的にスタートさせました。2010年には、バスケットボール女子日本代表のアシスタントコーチに就任。現役時代には出場できなかった世界選手権に、コーチとして参加するという念願を叶えました。

2014年には、バスケットボール男子日本代表のアシスタントコーチにも就任。男女両方の日本代表を指導するという貴重な経験を積みました。

人物

2人の女児の母親でもあります。

経歴

鶴鳴女子高
共同石油 (1982年～1990年)

日本代表歴

1984年アジア選手権
1986年アジア選手権
1986年アジア競技大会
1988年アジア選手権
1990年アジア選手権

受賞歴

日本リーグMVP 2回
日本リーグベスト5 4回
日本リーグ3ポイント賞

外部リンク

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