古畑翔

古畑 翔（ふるはた しょう）

選手プロフィール

古畑 翔選手は、1996年12月10日に大阪府で生まれたプロラグビー選手です。現在は、日本のトップリーグであるジャパンラグビーリーグワンに参戦する埼玉パナソニックワイルドナイツに所属しています。彼の主なポジションはプロップ（PR）です。プロップは、スクラムの最前列で相手と組み合う、フォワードの中でも特に重要な役割を担うポジションであり、チームの安定性を支える要となります。彼の体格は、身長185cm、体重123kgと、プロップに必要なパワーと安定性を備えています。

ラグビーキャリア

古畑選手がラグビーを始めたのは、地元の東大阪ラグビースクールでした。幼少期から楕円球に触れ、ラグビーの基礎を学びました。学生時代には、着実にステップアップを重ねていきます。

高校は、全国的に有名なラグビー強豪校である大阪桐蔭高校に進学。高校ラグビーの舞台でプレーヤーとしての技術と体力をさらに磨き上げました。2015年に同校を卒業しました。

高校卒業後、大東文化大学へ進学。大学ラグビー部で活躍し、中心選手の一人として成長しました。大学でのプレーが評価され、関東学生代表にも選ばれるなど、学生レベルでは高いレベルにあることを証明しました。2019年に大東文化大学を卒業し、次のステップへと進みます。

プロ入りと公式戦デビュー

大東文化大学を卒業した2019年、当時のパナソニック ワイルドナイツ（現在の埼玉パナソニックワイルドナイツ）へ加入しました。プロの世界に入り、トップレベルの環境で練習に励み、自身の能力をさらに向上させる努力を続けました。チームの一員として、いつか公式戦のピッチに立つことを目指しました。

そして、2021年3月6日に行われたジャパンラグビートップリーグの第3節、キヤノンイーグルスとの試合において、途中出場ながら待望の公式戦初出場を果たしました。これは、プロ選手としてチームに貢献するキャリアの大きな節目となりました。プロップとして、持ち前のパワーと技術を活かし、スクラムやセットプレーでチームに貢献しています。

海外での経験

選手として更なる飛躍を目指すため、古畑選手は海外での経験を積むことを選択しました。2024年6月上旬からは、ラグビーの盛んなオーストラリアへ留学。キャンベラでの活動を通じて、国際的なラグビーに触れ、自身のプレーや視野を広げる貴重な機会を得ています。この経験が今後の彼のキャリアにどう活かされていくか、注目が集まります。

今後の展望

東大阪でのラグビーとの出会いから始まり、大阪桐蔭高校、大東文化大学、そしてプロとしてのキャリアを積み重ねてきた古畑翔選手。関東学生代表やリーグワンでの公式戦出場、さらにはオーストラリア留学で得た経験を糧に、埼玉パナソニックワイルドナイツのプロップとして、チームの勝利に欠かせない存在となることが期待されています。今後の更なる活躍から目が離せない選手です。

関連情報

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