古賀悠聖

古賀 悠聖について

古賀悠聖（こが ゆうせい）は、2001年1月1日生まれの日本将棋連盟の棋士です。棋士番号は326で、福岡県福岡市出身です。彼は中田功の門下生として育ち、将棋界の第一線で活躍しています。

棋歴の概要

古賀は幼少期から将棋に親しみ、3歳か4歳の頃、祖父にその魅力を教わりました。彼が将棋の才能を開花させたのは小学5年生のときで、2011年に開催された第10回全国小学生倉敷王将戦の高学年の部で全国優勝を果たします。この成功により、同年9月には奨励会に入り、将棋の道を本格的に歩み始めました。

奨励会では第62回（2017年度下期）から三段リーグに参加し、さらに第65回（2019年度上期）では13勝5敗を記録しリーグ3位となったことで、次点を獲得しました。2020年9月26日には第67回三段リーグでも同様に13勝5敗の成績を残し、必要な次点を2回獲得したことから、四段への昇段が内定しました。

プロ棋士としての活動

2021年には第52期新人王戦において、準決勝で梶浦宏孝七段を下し、順位戦フリークラスからの昇級が決まりました。さらに、同年10月11日には新人王戦の決勝三番勝負まで進出し、プロ入り同期の伊藤匠に惜敗しますが準優勝という素晴らしい成績を残しました。

また、2021年12月26日には初開催されたSUNTORY将棋オールスター東西対抗戦の関西予選を勝ち上がり、決勝戦に進出。東の代表・永瀬拓矢王座を倒し、西軍勝利に貢献しました。

さらなる飛躍

2022年度には、順位戦C級2組に初参加し、9勝1敗の素晴らしい成績でリーグ3位となり、1期でC級1組に昇級するとともに、規定に基づき五段に昇段しました。これにより、フリークラス編入によりプロ入りした棋士として初めてのC級1組昇級を果たしたことによります。

2023年度にはC級1組で再び9勝1敗となり、リーグ2位でB級2組への昇級と同時に六段へ昇段しました。このような連続の昇進は、1982年度の南芳一と中村修以来41年ぶりとなる快挙です。

昇段履歴

古賀の昇段履歴は以下のようになります。

• - 2011年09月：6級（奨励会入会）
• - 2017年10月：三段（第62回奨励会三段リーグ戦から）
• - 2020年10月01日：四段（第67回三段リーグ次点2回獲得）
• - 2023年03月14日：五段（順位戦C級1組昇級、通算60勝32敗）
• - 2024年03月05日：六段（順位戦B級2組昇級、通算77勝42敗）

古賀悠聖はその若さと才能を武器に、将棋界で着実に名を上げている棋士の一人です。彼の今後の活躍が期待されます。

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