台北捷運土城線

土城線は、台湾新北市板橋区と土城区を結ぶ、台北捷運の重要な路線です。この路線は、板南線の一部として、板橋線と南港線に直通しており、台北都市圏の交通を支える重要な役割を担っています。

運行

2022年8月現在の情報によると、土城線の運行時間は始発駅基準で午前6時から深夜0時までです。日中は概ね4～5分間隔で運行されており、平日のラッシュ時には最短で2分15秒間隔という高頻度での運行が行われています。ただし、亜東医院駅以西の頂埔駅間では、運行本数が半減するため注意が必要です。また、深夜23時以降は運転本数が徐々に減少します。全ての駅のホームと改札周辺には、次の列車が到着するまでの残り時間が表示されており、リアルタイムな運行情報を確認することができます。

設備

土城線の駅は全て地下にあります。右側通行を採用しており、第三軌条方式（直流750V）で電力が供給されています。軌間は1435mmで、ATO（自動列車運転装置）によるワンマン運転が行われています。各駅では、車椅子利用者のためのバリアフリー化が進められています。駅構内には売店や自動販売機は設置されていません。

車両

土城線では、C321型電車とC341型電車（いずれもシーメンス社製）が使用されています。これらの電車は全て6両編成で運行されています。車両基地である土城機廠は、海山駅から西に約1km離れた大漢渓のほとりに位置しています。

歴史

土城線は2006年5月31日に開業しました。その後、2015年7月6日に永寧駅から頂埔駅まで延伸され、現在の路線網が完成しました。

駅一覧

（駅名は省略）

外部リンク

* 台北捷運公司 （繁体中文）

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