合志市立西合志南中学校

合志市立西合志南中学校

合志市立西合志南中学校（こうししりつ にしごうしみなみちゅうがっこう）は、熊本県合志市に位置する公立の中学校です。この学校は、地域に根ざし、学生たちに多様な学びの場を提供することを目指しています。1960年代末から1970年代にかけての教育改革の流れの中、1980年の4月に西合志町立西合志南中学校として設立され、その後、合志市の発足に伴い、2006年に現在の名称に改称されました。

沿革

学校の歴史は1980年の開校に始まります。当初は西合志町立西合志南中学校として設立されましたが、合志市が誕生した2006年に市立に移行しました。様々な時期には新施設の整備も行われ、2013年には体育館と武道場が新たに建設され、2014年には運動場のトイレ及び校舎の増築が実施されています。更に、2017年には体育館の改築が行われ、教育環境の向上が図られています。2021年からは一部が合志楓の森中学校に分離され、現在も活発に教育活動が展開されています。

学校概要

生徒・職員数

2020年12月30日の時点で、生徒数は894名、職員数は77名です。通常の学級は24クラスあり、1年生が8クラス、2年生が8クラス、3年生が7クラスによって構成されています。

通学区域

通学区域は主に西合志南小学校及び西合志東小学校の学区にわかれており、多くの生徒がこの地域から通っています。

交通アクセス

交通手段としては、熊本電気鉄道菊池線の三ツ石駅が最寄り駅となっています。

学校行事

西合志南中学校では、年間を通して多様な行事が開催されます。4月には入学式があり、5月には体育大会、10月には西南文化の日や合唱コンクールが行われ、12月には修学旅行、3月には卒業式があります。これらの行事は、生徒同士の交流や成長を促す重要な機会となっています。

生徒会活動

生徒会は、生徒たちの意見や要望を集め、学校生活をより良くするための活動を行っています。生徒会長1名、副会長3名（3年生2名、2年生1名）、書記2名（3年生1名、2年生1名）で構成され、さらに各委員会は委員長と副委員長が選出されています。

部活動

体育系

学校の体育系部活動は非常に活発で、剣道部では全国中学校剣道大会での優勝経験があり、柔道部は男子66kg級の個人優勝者を輩出しています。また、女子バスケットボール部や男子バスケットボール部も県内大会での優勝経験があります。水泳部は県総合体育大会で男子総合優勝を果たし、九州大会にも進出しています。

文化系

文化系の活動も盛んで、吹奏楽部や美術部は地域の文化活動に積極的に参加しており、生徒たちの創造力や社会性を育む場となっています。

著名な関係者

この学校の出身者には、ショートトラックスピードスケート選手の藤本貴大氏や、元ブルーインパルスパイロットの上原広士氏など、多くの優秀な人物がいます。

関連項目

合志市立西合志南中学校は、熊本県中学校一覧にも掲載されており、地域の教育機関としての重要な役割を果たしております。

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