吉永國光

吉永國光について

吉永國光氏は、1945年11月20日に福岡県で生まれました。日本の官僚、そして銀行家として、そのキャリアを積んでいます。現在は、東和銀行の相談役を務めています。

学歴と初期のキャリア

吉永氏は、1964年に福岡県立修猷館高等学校を卒業後、1969年に東京大学経済学部を卒業しました。その後、日本銀行に入行し、キャリアをスタートさせました。初期のキャリアは、大蔵省（現財務省）での勤務が中心でした。

大蔵省でのキャリア

1970年10月、吉永氏は大蔵省に入省し、大臣官房付として勤務を開始しました。その後、関税局企画課、関税局付（米国留学）、大臣官房秘書課調査主任など、様々な部署を経験しました。1976年7月には佐世保税務署長、1977年7月には甲府税務署長を務め、税務行政の現場も経験しています。

国税庁長官官房企画課長補佐、国税庁調査査察部調査課長補佐、国際金融局投資第二課長補佐、理財局資金第二課長補佐（運用三）など、幅広い分野でその専門知識と経験を活かしました。

地方勤務と国際業務

1983年6月には大阪税関総務部長、1986年6月には東海財務局理財部長、1991年5月には外務省在ニューヨーク総領事館領事兼在米国大使館参事官を務めました。1994年7月には関税局国際機関課長に就任し、国際的な業務にも携わりました。

岩手県副知事から国際協力事業団へ

1995年7月から1998年7月まで岩手県副知事を務め、地方行政にも貢献しました。その後、1999年11月には欧州復興開発銀行理事、2002年8月には国際協力事業団（現国際協力機構）理事として、国際的な協力事業にも携わりました。

東和銀行でのキャリア

2005年6月、吉永氏は東和銀行に入行し、顧問、専務、副頭取を経て、2007年5月に頭取に就任しました。2020年6月には会長となり、2021年6月からは相談役を務めています。

吉永國光氏のキャリアは、日本の官僚、銀行家として多岐にわたっており、その経験と知識は、日本の経済、金融界に大きく貢献しています。

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