吉羽大橋

吉羽大橋について

吉羽大橋（よしばおおはし）は、埼玉県久喜市に位置し、青毛堀川にかかる久喜市道久喜13号線の道路橋です。この橋は、1993年（平成5年）3月に竣工し、同年7月14日に開通しました。橋の長さは44.6メートル、幅は22.5メートルで、市道平沼和戸線（通称：けやき通り）の一部として機能しています。

橋は車道および歩道を持ち、歩道部分は公園のような役割も果たしています。特に魅力的なのは、橋上に設けられたからくりモニュメントです。これにはからくり時計、あずまや、ベンチ、植栽、街灯、およびさまざまなモニュメント類が含まれており、訪れた人々がくつろげるスペースとなっています。モニュメントはいくつかの種類があり、円錐型や波板状、球状のものが点在し、景観に美しさを添えています。

からくりモニュメントの音楽一覧

吉羽大橋の特色の一つは、からくりモニュメントが鳴らす音楽です。定時に演奏される曲目は、以下のようになっています。

• - 8:00 - 静かな湖畔の森の影から
• - 10:00 - おもちゃのマーチ
• - 12:00 - 大きな古時計
• - 15:00 - 展覧会の絵
• - 17:00 - 家路・いちばん星見つけた

これらの曲は、訪れる人々に心地よい時間の流れを感じさせ、地域の文化を感じる手助けをしています。

橋の維持管理

吉羽大橋は、安全で快適な通行を提供するために、定期的な維持管理が行われています。特に2016年度には、伸縮装置（フィンガージョイント）の交換が行われ、より良い状態が保たれています。さらに、2023年度には高欄の交換が予定されており、引き続き安全性の向上が図られる見込みです。

周辺の橋やアクセス

吉羽大橋は、周囲の橋とともに青毛堀川沿いの交通網を形成しています。上流側には喜橋（県道幸手久喜線）、高田橋（市道）があり、下流側には江口橋や河原橋（ともに市道）が存在します。これにより、地域の交通はスムーズで、多くの市民に利用されています。

まとめ

吉羽大橋は、ただの交通のための構造物に留まらず、地域の人々に親しまれる公園的な空間も提供している重要な施設です。美しい景観、そして定時に鳴るからくりモニュメントの音楽は、訪れる人々に心温まる体験を与えてくれます。この橋が久喜市のコミュニティにどのような影響を与えているのか、今後も注目されるでしょう。

もう一度検索