吉野恵悟

吉野恵悟：リングを彩るプロレスレフェリー、その多彩な魅力

吉野恵悟（よしの けいご）は、1987年10月27日生まれ、大阪府大東市出身のプロレスレフェリーです。現在は東京都世田谷区に在住し、日本のプロレス界で幅広い活躍を見せています。

芸人からレフェリーへ：異色の経歴

大阪府立大東高等学校を卒業後、吉野は意外にも芸人の道へ進みます。中学時代の同級生とコンビを組み、M-1グランプリに出場するなど、お笑いの世界で活動していました。しかし、プロレス好きの芸人が集まるイベントにレフェリーとして参加したことがきっかけで、その後の人生を大きく変えることになります。

大阪プロレスでのデビューと試練

このイベントでのレフェリー経験を機に、吉野は大阪プロレスに入社。2007年6月30日、大阪・デルフィン・アリーナでの小峠篤司対タダスケ戦でレフェリーとしてデビューを果たします。しかし、順風満帆とはいかず、2008年3月15日のデルフィン・アリーナ道頓堀大会でのブラックバファロー対秀吉戦で、試合中のアクシデントに巻き込まれ、左上腕骨粉砕骨折という重傷を負ってしまいます。全治9か月と診断されましたが、吉野はわずか3か月後には医師に無断でリングに復帰。この時の怪我の影響で、現在も左上腕には8本のボルトとプレートが埋め込まれています。

また、2009年に長州力が大阪プロレスに参戦した際には、4対4のタッグマッチでリングに入ろうとする長州力を止めようとしたところ、腹蹴りを喰らい肋骨にヒビが入るという災難に見舞われています。

団体職員としての貢献と活動拠点

大阪プロレス入社当初から、吉野はレフェリーと並行して団体職員としても活動し、他団体選手や外国人選手の招聘を担当していました。また、2010年秋頃からは、関西を中心に展開しているパチンコ情報のフリーペーパーにコラムなどを連載するなど、多才な一面を見せています。

東京での新たな挑戦

2014年4月、大阪プロレスの活動停止に伴い、吉野は先駆舎に移籍。活動拠点を東京に移し、プロレスリングFREEDOMS、スターダム、東京女子プロレスなど、様々な団体でレフェリーを務めるようになります。さらに、ニコニコ動画のニコニコプロレスチャンネルのOSAKA女子プロレス中継では、GAMIと共にコメンタリー実況を担当するなど、活躍の幅を広げています。2017年2月3日には、先駆舎からMAKAIに移籍しました。

技とキャラクター

吉野の得意技は、レフェリーコルバタ、レフェリースペル・ラナといったユニークな技や、各種激しいツッコミです。また、大会前には前説を担当し、テレビ、ラジオ、イベントに出演するなど、メディアにも積極的に登場。ツッコミだけでなくボケをかますこともあり、そのユーモア溢れるキャラクターでファンを魅了しています。

競艇愛好家としての顔

プロレス界では珍しい競艇愛好家としても知られており、競馬愛好家が多いプロレス業界で競艇を広めようと画策しています。その活動は、ニコニコ生放送やYouTube Liveなどのメディアでも見ることができ、平和島[[競艇場]]の公式チャンネルにも不定期で出演しています。

メディア出演

ニコニコプロレスチャンネル各種番組（MC）
こんせいそんのスタジオ生放送!（ニコニコ生放送・YouTube Live・平和島[[競艇場]]公式チャンネル）（不定期出演）

外部リンク

お江戸をろろん滞在記
吉野恵悟 (@keigoyoshinoref) - X（旧Twitter）
* レフェリー吉野恵悟のSuperRef Ch YouTube

吉野恵悟は、レフェリーとしての確かな技術と、その個性的なキャラクターで、プロレス界に欠かせない存在となっています。今後の活躍にも目が離せません。

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